概要
夏目漱石の「吾輩は猫である」を筆頭に、日本人作家の書く物語にはよく猫が登場します。
谷崎潤一郎や村上春樹など、海外でも有名な作家たちも、かなりの猫好きとして知られています。
なぜ日本人作家はこんなにも猫が好きなのか、海外の方の意見をまとめました。
海外の反応
1:海外の反応
日本人はかなり猫が好きだ。しかも昔から飼っているらしい。
西暦889年11月の宇多天皇の日記にも、猫について書いてある。
2:海外の反応
>>1
彼は猫の特徴を説明したあと、
「わたしは、この猫は他の猫よりも優れていると思う」と言ってる。
これがわたしがこの文章が好きな理由のひとつ。
3:海外の反応
>>2
1000年後も猫の飼い主は同じこと言ってるよ、って伝えたい。

4:海外の反応
源氏物語でも、猫が物語のカギになるシーンがあるよね。
5:海外の反応
夏目漱石の「吾輩は猫である」は、すばらしい物語だと思う。
20世紀の日本人を猫の目を通して観察しているんだけど、猫のおどけた感じが最高に笑える。
6:海外の反応
日本人は猫に取りつかれてると思う。だから当然本にも書く。

7:海外の反応
>>6
日本の文化についてはあんまり知らないけど、
猫の面白動画ってほとんど日本で撮ったものだよね。
8:海外の反応
村上春樹の「1Q84」で、登場人物の天吾は「猫の町」(荻原朔太郎の「猫町」にインスパイアされた)という短編小説を読んでる。
9:海外の反応
確かに日本人の猫好きは特別なものがあるけど、どの作家も猫に夢中なんじゃない?
猫も作家も、探検家であり観察者だから。
10:海外の反応
本だけじゃなくて「猫の恩返し」や「泣きたい私は猫をかぶる」とか、
アニメ映画も猫にフォーカスを当ててるよね。
11:海外の反応
「海辺のカフカ」は確かに猫をモチーフにしているけど、猫好きには勧められないと思ったな。
12:海外の反応
「熱帯魚は雪に焦がれる」にも猫だらけの島が出てきた。
13:海外の反応
>>12
それ、日本の実在の島(愛媛県の青島)だよ。
14:海外の反応
日本には猫をモチーフにした妖怪もいて、年をとった猫が人間に化けてる「猫又」もそう。

わたしが好きな人間の猫又の見分け方は、猫又は灯篭の油をなめるのが好きっていうやつ。
昔、日本では灯篭に魚の油が使われてたって知るまでは、不思議だなって思ってた。
15:海外の反応
ホラー漫画家の伊藤潤二の「猫日記(よん&むー)」も読んでほしい。
16:海外の反応
ニック・ブラッドリー作の「猫と街」がおすすめ。
彼の「日本と猫」への愛が感じられる小説だよ。
17:海外の反応
「吾輩は猫である」よりも前に、
「猫の妙術」っていう、猫が武芸と禅について教えてくれる江戸時代の本があるよ。
18:海外の反応
この間本屋の日本コーナーを見ていて、日本人って猫が好きすぎないか?って考えてた。

19:海外の反応
小泉八雲英訳の日本の昔話「猫を描いた少年」は、小さい頃に読んだ。
これもおすすめ。
20:海外の反応
ここに出てきた本を全部読むためにリストを作ったよ。
感想
日本の作家は、養老孟子や角田光代、保坂和志…など猫と暮らしている方が多い印象があります。
家で時間にとらわれずに執筆活動をしている作家という職業は、猫との相性もよいのかもしれません。
引用
Japanese writers and their obsession with cats from books
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