概要
外国人に人気の本を読んで、その理由を分析する動画が話題になっています。
取り上げられている本は、
・村上春樹さんの「海辺のカフカ」
・川上弘美さん「センセイの鞄」
・吉本ばななさん「キッチン」
・村田沙耶香さん「コンビニ人間」の4冊です。
コメントを翻訳してまとめたので、ぜひご覧ください。
海外の反応
1:海外の反応
それらの本は単に海外で翻訳され、宣伝・再版されたから人気があるのでしょう。
日本には素晴らしい本はまだたくさんあるんだ。しかし、翻訳されていなければ他の国では当然知られることはない。
ビデオで紹介されている本も素晴らしいものばかりで、出版社もそれなりの理由で選んでいます。
2:海外の反応
>>1
村上春樹は私の国ではすでに人気があるので、彼の作品は翻訳され続けている。
しかし、夏目漱石や谷崎潤一郎、太宰治などの有名な作家は見当たらないんだ。
3:海外の反応
東野圭吾や秋吉理香子など、日本のミステリー作家はインドネシアでも人気があるんですよ。
しかし、国際社会ではそれほど人気がないようです。なぜだろう?
4:海外の反応
>>3
個人的には、東野圭吾、秋吉理香子、湊かなえが好きです。
今は、伊坂幸太郎の「マリアビートル」を読んでいます。
5:海外の反応
私は村上春樹が大好きなんですが、彼の本を読めば読むほど、登場人物に似ているところがたくさんあって、前作の延長線上にあるような気がします。
男性目線の描写に、時々不快な気持ちになりますが、全体的には彼の文体がとても好き。

6:海外の反応
私が聞いたことのある、マンガ以外の日本の本は、遠藤周作の「沈黙」だけかな。
しかも本を読んだわけではなく、映画だったが・・・。
7:海外の反応
まだ全てを網羅しているわけではありませんが、ここ数年、翻訳の質は良くなっていると思うんだ。
また、日本文学をあちこちで読んでいるうちに、漱石や太宰、現代作家など、私の読みたい本リストに入れたい作家も見つけた。これから読むのが楽しみだよ。
8:海外の反応
村上春樹は他の国でも人気がある。
文学関係者の中には、彼がいつも西洋のものを引用しているから、日本の作家ではないと言いたがる人もいて面白いよね。
川端康成と谷崎潤一郎は私の好きな日本の作家ですが、現代的な作品も読みたいと思っている。あとは、吉本ばななと小川洋子が好きですね!
9:海外の反応
素晴らしいビデオ。大学では、日本の茶道と浮世絵を勉強しました。
日本の書籍は、翻訳によって当たり外れが大きく感じる。でも、もっと読んでみたいです。
10:海外の反応
あなたの本についての話が面白くて、「センセイの鞄」を読んでみたくなりました。日本文化が好きな人たちの分類方法も、とても興味深かったよ。
私は日本に対してとても情熱を持っていますが、日本社会がどんなものかをもっと理解しなくてはね。
しかし、日本の美意識はもちろん、伝統への愛着、生活の中で小さなことを大切にすること、季節を感じること、禅の文化、物を大切にすること、食べ物・・・などなど、あげればきりがないほど大好きです。
私の周りの人たちは、どうして私がそんなに日本に熱中できるのか不思議がっているけれど、なぜかとても心惹かれてしまうんだ。

11:海外の反応
川上未映子の「ヘヴン」は、学校生活の惨めさが描かれている。とても読み応えがあり、好きな作品の一つです。
12:海外の反応
最初に読んだのは高校が舞台の「星か獣になる季節」でした。この本のメッセージはとても興味深かった。
外国人が好きな「今際の国のアリス」などのような、日本のダークなエンターテイメント作品(殺人や自殺など)のような暗い雰囲気がありますね。
13:海外の反応
「コンビニ人間」は、自分の居場所についていろいろと考えさせられます。
日本が恋しいです。 そしてコンビニフードもね。
14:海外の反応
私は日本文学に興味を持ち始めたばかりですが、このビデオと視点には本当に感謝してる。
なぜなら、特定のメディア(アニメ・マンガなど)が盛り上がっているのに、他のメディア(本とかね)が注目されないのには、何か理由があるからだ。
15:海外の反応
私はこの4冊のうち、「コンビニ人間」しか読んだことがないのですが、なぜ人気があるのかという点については全く同感です(特にここアメリカではね!)。
私は「羊をめぐる冒険」が本当に本当に大好きです。この本はおすすめだよ。

16:海外の反応
キッチンを気に入っていただけて嬉しいです!
この本は私の大好きな作品なので、ちょっと興奮してしまいました。
17:海外の反応
私はインド出身で、これまで人気のある作家ばかりを読んできましたが、日本文学の大ファンでもあります。その理由はおっしゃるとおり、ゆるやかさと孤独の描き方です。
外国人の多くは日本文学の入門書として、これらの人気作を読んでいるように思います。
私は村上春樹に出会ったのがきっかけで、他の日本人作家の作品も読んでみたいと思うようになったから。
18:海外の反応
日本の文学作品では、人生におけるありふれた部分に焦点をあてていることが多い。
主に、夏を舞台にした作品には、登場人物が無言で、蝉の鳴き声が鳴り響いている…というようなシーンが頻繁に出てきます。
もちろんアメリカにもセミの鳴き声や騒音が聴こえることはありますが、そういうものはメディアには出てこないんだ。
都会ではセミが何なのか知らない人がほとんどですからね。
19:海外の反応
村上春樹の本は表面上は奇妙に見えます。
しかし、彼の作品のほとんどが「簡単に解釈される」ことを拒んでいると思う。一見読みやすいが、作品のテーマは難しい。
20:海外の反応
学校を舞台にした日本の本を読んでみたいです。

21:海外の反応
最近、太宰治の「人間失格」を読んで感動しました。
22:海外の反応
私は今、日本語を学んでいるんだ。でも、私の母語のスペイン語を学ぶことに興味を持っている日本人がいることを知るのは興味深かったよ。
23:海外の反応
私はあなたのレビューが大好き。すばらしい日本人作家を提案してくれてありがとう。
24:海外の反応
どこから日本の文学を読んでいいか分からなかったんだ。ずっと探していたものを手に入れました!
25:海外の反応
スリラーのジャンルでは、東野圭吾の「むかし僕が死んだ家」が有名な作品のひとつですね!
感想
このコメント内に出てきた中では2冊程度しか読んでませんでした・・・。ぜひ読んでみたいと思います。
翻訳された本の表紙が日本のものと印象が違うことも興味深かったですね。
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