海外の反応アンテナ

海外「これはラブレターなんだ!」庵野秀明監督『シン仮面ライダー』の海外の反応まとめ

概要

庵野秀明監督、池松壮亮主演の映画『シン・仮面ライダー』。

Amazonプライムビデオにて、2023年7月21日から世界200以上の国と地域で配信されるとのニュースが話題になっています。

庵野秀明監督が手掛けてきた「シン」シリーズ第3弾ということで、2023年3月18日の劇場公開以来、大きな注目を集めてきました。

原作やマンガ、前シリーズへのオマージュ・小ネタが満載な作りになっているためか、日本では賛否が大きく分かれましたが、海外からは、「庵野監督による仮面ライダーへのラブレターだ」といった熱いコメントも見られました。

映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、プロの映画評論家による肯定的な評価が「75%」、一般視聴者によるものは「89%」となっています。

引用:Rotten Tomatoes

また、IMDbのレーティングでは6.6点/10点。アメリカ国内の評価は10点満点が最も高く29.2%、続いて7点/10点が19.9%と高評価が目立っています。

現時点での『シン・仮面ライダー』の海レビューを翻訳してまとめたので、ぜひご覧ください!

海外の反応

1:海外の反応

ノスタルジーがこの映画の原動力なんだね。
特徴的なポーズ、細かい演出…
子供の頃のあの瞬間を思い出したい人には良い映画って感じだ

2:海外の反応

オリジナル版は詳しくないけど、映画に織り込まれたオマージュはしっかりと感じられたよ!

3:海外の反応

全体的には良かった。ちょっと話が急ぎすぎた気もするし、最終決戦は少し残念だったかな。

でも衣装は素晴らしいし、アクションも良い。キャラクターにも好感が持てる。もう一度見てみようと思ってる。

4:海外の反応

原作の素晴らしい現代的な解釈だと思った!2人のライダーのデュオアクションがもっと見たかったかな。

5:海外の反応

私はストーリー、キャラクター、テーマ、そして映画の中のいくつかのショットは気に入ったよ!

特にサウンドトラックは素晴らしかった!実は鷺巣詩郎が担当しないと知ったときは少しがっかりしてたんだが、岩崎琢のサウンドトラックは本当に良かったと思う

鷺巣 詩郎(さぎす しろう、1957年〈昭和32年〉8月29日 – )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。(中略)庵野秀明監督作品の常連であり、『ふしぎの海のナディア』以降のほぼ全てのアニメ作品の音楽監督としてタッグを組んでいる。(Wikipedia

6:海外の反応

原作をリスペクトしたオマージュシーンに感動!原作の仮面ライダーはそのままに、完成度の高い現代ドラマとなっていると感じたよ。

7:海外の反応

良いアクション映画を探している場合、または仮面ライダーファンなら楽しめる作品だ。普通の映画を期待している場合はがっかりするかもしれない。映画というより、「良い仮面ライダー体験」と言った方がいいかも。

8:海外の反応

一秒一秒が本当にクレイジーだった。新しいファンが仮面ライダーシリーズにさらに飛び込む勇気があるかどうか確認するための入り口としてはアリだ。

監督に試されているような気がしたよ・・・

9:海外の反応

長年の仮面ライダーファンとして、これはとても嬉しい作品だった。

確かにいくつかの欠点はある。いくつかのアクションが少しずれているように感じられること、特定のキャラクターに後半のストーリーが集中してしまったこと…など。

しかし、それは「仮面ライダーがどんな作品だったか」を本当に捉えているとも言えるね。

10:海外の反応

私は庵野監督の『新仮面ライダー』が気に入ったよ。たしかに揺れるカメラや暗いアクションシーンはあったが、全体的にはとてもスタイリッシュだった。

11:海外の反応

オリジナルの仮面ライダー、特撮、または庵野作品のファンなら、この仮面ライダーへのラブレターを楽しめると思う。

彼の象徴的な映画撮影、迫力あるサウンドトラック、そして狂気の戦闘シーンは見どころだ。

12:海外の反応

『シン・仮面ライダー』は、明らかにファンによるファンによる特撮アイコンへの濃密なラブレターだね。

庵野監督にしか出せない迫力とスペクタクルが詰まっている。

13:海外の反応

かなり好きな映画だった…。ただ観客は「ライダァァァキック!」と付け加えてもらう必要がある。

14:海外の反応

映画ファンとしては、今までの「シン」シリーズの中では、最も出来栄えに不満があった映画だった。

だが仮面ライダーファンとしては、本当に楽しい映画なんだ。

15:海外の反応

いくつかの監督らしいフェティッシュなシーン(強くてまっすぐな女性・静かだが正義感のある少年・長いセリフとか)が気になったけど、楽しい映画だ。

キャラクターのビジュアルデザインは懐古的だが新鮮で、戦闘シーンは何が起こっているのかわからない部分もあるが、エキサイティングでスピーディーだったね。

16:海外の反応

仮面ライダーとシン・ゴジラのファンとして、これが良い作品であって欲しいと祈るように思ってた。でも残念なことに、私は最初から最後まで好きになれなかったよ。

キャラクターの成長はほとんどないし、どの場面にも没入できなかった。

17:海外の反応

これは、映画ではなくドラマシリーズであるべきだったと思う。

この映画は5つの異なる幕に分かれており、各幕の主役と敵役がいる。映画という限られた時間の中で、全員が必要な時間を確保できていない気がした。

18:海外の反応

『シン仮面ライダー』は堅実な特撮テレビ番組の父たちへの贈りものだ。明らかに、この映画に関わった人たちは皆、自分たちの仕事とこれまでのものに対して真の情熱を持っていただろうと思う。

エピソード形式にこだわるためペースに問題はあるものの、「シン」特撮映画3作の中で最高のキャラクターワークと感動の瞬間もある。

『エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』を楽しんだ人なら、この映画は見る価値がある。

19:海外の反応

何より好きだったのは、この映画には素晴らしい70年代の雰囲気があったことだ。

20:海外の反応

これは、現代的で洗練されたリブート作品ではない。もしあなたが今日の一般的な見方や技術の基準で映画を判断したいのであれば、間違いなく失望するはずだ。

なぜならこの映画は、庵野や制作陣が現代の高性能のカメラを持っていた場合、1971年に作っていたであろう映画だから。

古参の視聴者が「仮面ライダー映画」に期待していたすべてが揃っていた。私はかなり楽しめたよ。

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感想

「彼らが1971年に作っていたであろう映画だ」というコメントには納得でした。
今後、作品が配信されて多くの国の人々が視聴することになると、評価はより分かれていくのかもしれません。しかしこの作品をきっかけに、原作やテレビシリーズなど、日本の特撮文化を深堀りする人が増えてくれたらと思いました。

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