「日本の高級寿司店も香水を禁止してる」日本の香水マナーが世界のレストランに影響を与え始める｜海外の反応　

概要

日本の高級寿司店などでは、強すぎる香水は料理の味を損ねたり、他のお客さんの迷惑になるため控えるのがマナーとされています。この文化が、欧州のあるレストランでも取り入れられ始めたと海外で話題になっていました。

ここからは、日本の香水の文化に対する海外の反応をご紹介します。

日本食レストランの増加で「ゲスト側のマナー」に注目

海外で寿司などの日本食レストランが一般的になる中、2023年にイギリスにオープンした鮨かねさかは、「香水をつけていると入れない店」として、日本の食事体験にかけるこだわりとともに現地のメディアなどで紹介され話題になりました。

またオランダの地域紙「Het Parool」の4月12日付の記事では、「日本では誰もが食事の際に香水をつけないというマナーを理解している」というタイトルで、アムステルダムにある地中海料理を提供する高級レストラン「Toscanini」の新しいルールを取り上げています。

オーナーは記事で、一部のゲストの強い香水のせいで、スタッフの体調や味覚にまで影響を感じたと話しており、ゲストに対して香水の適量を守るよう提案したと綴られていました。

海外からは肯定的な意見

特に欧米圏では、香水はおしゃれのひとつとしてファッションと同様に重視されています。そのため、現地の高級レストランなどでは、ドレスコードはあっても香水に対するルールはない店が一般的のようです。

しかし、このアムステルダムのレストランの決定に対し、海外からは意外にも肯定的な意見が多く寄せられていました。

このトピックについてのコメントを、日本の香りの文化に対する反応とあわせてご紹介します！

パフューム ある人殺しの物語

498円

source 1 2

海外の反応

１：海外の反応

香りと味はつながっている。強い香水をまとうと食事の味まで変わってしまうし、近くにいる客の食事を台無しにしてしまう可能性もある。

この提案には賛成だ。

２：海外の反応

このルールは理にかなってるよ。レストランは食事だけではなく体験を売っているんだから。

３：海外の反応

私はこのアムステルダムのレストランに何度も行ったことがあるけれど、流行に敏感な若い人から年配の人まで、様々なお客さんに愛されてるレストランなんだ。

ただ、本当に香水の香りはきつかった。レストランからの香水禁止の提案はとても嬉しいよ。

４：海外の反応

レストランが顧客に香水の使用を控えるよう求めることは全く問題ないと思う。特に特別な日の食事のときは、一人の香水が強すぎるだけですべてが台無しになってしまうからね。

５：海外の反応

>>4
間違いないよ。食事中は食べ物の匂いだけを楽しみたい。

６：海外の反応

私が行ったすべてのミシュランの星付きレストランでは、予約時に「強い香りを付けないでください」とリクエストされていたよ。ちなみにすべてアジア料理のレストランだったけどね。

７：海外の反応

>>6
私はいくつかの日本食レストランに行ったことがあるけど、確かに香水を付けるのを控えるようにという明確な指示があった。

考えてみれば、それ以外のレストランでは、ドレスコード以外そういうメッセージはなかったかも。

８：海外の反応

レストランが香水の着用を禁止しているという記事を読んで、日本での香水の使用状況について調べてみた。

使用率が低いのは驚くことではない。文化的な理由としては、食事の楽しみが妨げられるからだ。タバコは吸うみたいだけど。

９：海外の反応

>>8
いや、寿司屋でもタバコはアウトだよ。一般的に日本の寿司屋では、香水もタバコもほとんど全ての店でダメだと思う。

１０：海外の反応

私の妻は茶道を教えているけど、茶室では香水もジュエリーも禁止だそうだ。

ジュエリーは貴重な茶碗や道具を傷つける恐れがあるから。香水はお茶や畳の香りを邪魔してしまうから。すべて理にかなってるよね。

１１：海外の反応

日本製の香水ブランドの担当者が、日本人はほのかな香りが好きで、ヨーロッパのような強い香りは好まない、と言っていたのを思い出した。

１２：海外の反応

日本では、歴史的に香水やコロンの文化があまりなかったからだろうか？フランスや北米のように、香水が必需品である文化とは違う感覚を持っているんだろうね。

１３：海外の反応

>>12
東アジアの国の人々は、香水をあまり使わないよね。体臭がきつい人が少ないという遺伝子の違いもあるけど。

１４：海外の反応

日本でも体臭は深刻な問題だけどね。全ての人は自分の匂い（体臭や香水）が強すぎないか、気を使う必要があると思う。

１５：海外の反応

他のお客さんは、あなたの香水の匂いを嗅ぎにレストランにきてるんじゃないんだもの。

１６：海外の反応

>>15
それは公共の場でのあらゆることに当てはまる。強すぎる香りを他人に押し付けようとするのは、失礼だと言ってもいい。

１７：海外の反応

約15年前にオペラ座に行ったときを思い出した。密閉された空間の中で、いろいろな香水と体臭が混ざり合ってめまいがしたんだ。

他者や周りへの配慮を欠かさないことは、どんな香水より、時代を超えてエレガントだ。

１８：海外の反応

「禁止」ではなく、「過剰に付けるのをやめてほしい」というのはとても合理的だ。

１９：海外の反応

「モットーは、香水はテーブルの仲間の範囲を超えてはいけないということです。」

とても理にかなっていると思うよ。香水は控えめにすればよくて、必要ならレストランを出た後いつでもスプレーし直せばいいだけだ。

２０：海外の反応

食事のテーブルマナーやドレスコードは長い歴史があって、元をたどればすべて意味がある。レストランは、すべてのゲストに快適な空間を提供する義務がある。

レストランがゲストにこのようなマナーを求め始めたことをうれしく思うよ。

デオナチュレ ソフトストーンW

990円

世界翻訳のおすすめ記事

感想・まとめ

日本とヨーロッパでは、香水の文化や体臭の問題などの状況は違うようですが、日本でも強い香水に酔った経験がある方もいるのではないでしょうか？

このルールを説明するために、新聞が日本の名前を出したのは、日本の高級寿司店の格式高さや食へのこだわりがリスペクトされているからだと思います。どんなレストランでも、ゲストとスタッフがお互い気持ちよく過ごせるよう気を配りたいものですね。