概要
Redditにて「藤本タツキ先生は女性キャラクターを描写するのが最も上手い少年漫画家では?」というスレッドが話題になっていたのでご紹介します。
投稿者のコメントがこちら↓
大げさだと思うかもしれないけれど、藤本先生は優れた女性キャラクターを描く少年誌漫画家としては少なくとも三本の指に入ると思っているし、新世代でもトップだと思う。どの作品も女性キャラの描写が秀逸なんだ。
『ファイアパンチ』のユダ、『チェンソーマン』一部のマキマ、パワー、姫野、レゼ、クアンシー、コベニ。特に第二部のアサは、少年誌で最もよく描かれた女性キャラクターになる可能性を持ってるし、ヨルやナユタにも希望が持てる。将来的にはさらに興味深いキャラクターが登場するかもしれない。
もっといろいろな漫画を読めって言われるかもしれないね。確かに『銀魂』『フェアリーテイル』『マギ』『ブラッククローバー』『ワンピース』『呪術廻戦』『ソウルイーター』…にも、良い女性キャラクターはいる。その中でも藤本は史上最高だ🐐(筆者意訳)
引用:Reddit
少年漫画の女性キャラクターの描写については様々な意見があると思いますが、この熱心なファンの意見には5万件以上のいいねがついており、一定の支持を得たようです。
この意見に寄せられた海外のコメントの一部をご紹介します!
海外の反応
1:海外の反応
彼の作品の最も良い点は、女性キャラクターを「対象物」としていないことだと思う。
非現実的な世界にいるにもかかわらず、
彼のキャラクターはどれも非常に現実的だ。(時々ファンサービスは見かけるけど)
誰もが独自の意志や目的を持っている。そこが彼の作品の魅力だよね。
2:海外の反応
今までの少年漫画は皆、
藤本ほど女性キャラクターをしっかり描いているわけじゃない気がしてならない。
3:海外の反応
>>2
同意する。
特にジャンプとかの人気少年誌の漫画家は、女性キャラを使って読者を惹きつけなくてはというプレッシャーを感じてるんじゃないかと思う。
4:海外の反応
『鋼の錬金術師』も、
強力な女性キャラクターが登場する人気漫画のひとつだと思うけどなぁ。
5:海外の反応
ひとつ言うとすれば、藤本作品の女性キャラには戦闘能力の割に少し筋肉が足りない。
彼が描く屈強な女性も見てみたい。
6:海外の反応
>>5
君は多分『ドロヘドロ』が気に入るよ
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7:海外の反応
空知英秋は女性キャラクターの扱いが上手いと思う
8:海外の反応
>>7
日本では、銀魂がまさにこの理由で
『銀魂』が女性ファンを獲得していると聞いたことがあるよ。
9:海外の反応
藤本は最近のマンガ史上最高の女性の敵役を生み出したし、
少年マンガで最高の女性主人公を作ろうとしているところだ。
ハードルは確かに高いけど、
彼は興味深い女性キャラクターを生み出す方法を分かっていると思う。
10:海外の反応
この中で『さよなら絵梨』は絶対にいい例になると思う。
あの漫画は完全に女性キャラが主導していて、女性キャラを主人公の恋愛対象として置いていなかった。
確かに男性主人公によって理想化はされているけど、男性の視線の外では複雑なキャラクターであることも示されてる。大好きなマンガ。
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11:海外の反応
彼は妹になりすましたことで、
女性キャラが上手に書けるようになったのかもよ
12:海外の反応
>>11
あれは漫画家のためのメソッド演技法だった・・・?
13:海外の反応
たしかに、今まで女性キャラが主人公の小道具になってる少年漫画は多かったかもなぁ。
14:海外の反応
公平を期すために言うと、
姫乃やパワーは最終的には男性キャラのために使われたと言うこともできるのでは?
確かにどちらも重要なストーリーを持っていたけど
15:海外の反応
>>14
それなら、アキを含めた多くのキャラクターは、
デンジを主人公として立てるために使われたと言える。
チェンソーマンが他のマンガと違うのは、
女性キャラクターには明確な過去があり、
それが男性キャラクターと同様に大切に描かれているところだと思ってる。
16:海外の反応
フィクションでは、
当然ながら脇役が主人公の引き立て役として使われる。
でもその後、藤本は向きを変えて、私たちに「アサ」を与えてくれた。
彼女はあらゆる面で完璧に不完全で、
僕が少年漫画の主人公に求めていたすべてを満たしてる!
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17:海外の反応
日常生活の一部とは程遠いジャンルではあるが、
アサは育ちの割に普通の10代の女の子って感じがするよね。
18:海外の反応
>>17
特に、孤独と仲間の両方を恐れているという彼女の独白は、本当に心に刺さったよ。
19:海外の反応
彼の女性キャラクターの方が男性キャラクターよりも興味深いという主張も分かるし、
彼の「アサ」の描き方は、若い読者の共感を呼んでるようだ。
藤本先生には脱帽だよ。
20:海外の反応
これもすべて自転車をひっくり返したあの子のおかげだ。
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感想
対談で「高圧的で理不尽な女性が好き」と話した藤本先生。彼の自転車を倒して笑った女の子のおかげでこの漫画が読めているのだと思うと感謝しかありません。
引用元 1