海外の反応アンテナ

「世代やジャンルを超える傑作!」第48回講談社漫画賞受賞作に海外から大喝采|海外の反応

©山田鐘人・アベツカサ・小学館

第48回講談社漫画賞が発表され『葬送のフリーレン』『きみの横顔を見ていた』『メダリスト』がそれぞれの部門で受賞しました。海外のマンガファンの海外の反応をご紹介します。

概要

講談社は2024年5月14日、第48回講談社漫画賞三部門の受賞作を発表しました。

少年部門 山田鐘人原作・アベツカサ作画『葬送のフリーレン』
少女部門 いちのへ瑠美『きみの横顔を見ていた』
総合部門 つるまいかだ『メダリスト』

海外では、アニメでも大人気の『葬送のフリーレン』の受賞が話題になっており、多くのコメントが寄せられていました。

海外では“少年”部門に驚きの声

称賛のコメントの中、ファンからはなぜか「葬送のフリーレンが『少年』漫画だとは思ってなかった」という声が目立ちました。

というのは、日本の漫画やアニメが国外でも人気を博すようになった結果、海外では「Shonen(少年漫画)」「Seinen(青年漫画)」が、日本のように単に掲載されるコミック誌による分類方法ではなく、独自の意味を持つジャンル名として使われるようになっているためです。

Shonenは「主人公の成長譚を含むバトル漫画」、一方のSeinenは「レイティング有りのダークなバトル漫画」という認識が、インターネットを中心に広がり海外で定着しています。

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓

魔王討伐後から物語が始まり、主人公のエルフ・フリーレンの目を通してそれぞれのキャラクターを深く掘り下げて描くという『葬送のフリーレン』の作品性は、そもそも従来のジャンルの型におさまらないというコメントも寄せられていました。

そんな興味深い現象をふまえて、今回の漫画賞受賞に対する海外の反応をご覧ください。

出典 1 2 3

海外の反応

1:海外の反応

当然だ。世界中のマンガファンも『葬送のフリーレン』を愛してるから。

2:海外の反応

史上最高の漫画&アニメ!議論は不要だ!

3:海外の反応

『葬送のフリーレン』は、この賞にふさわしい作品だと思う!
アート、ストーリー、そしてキャラクター、すべてが宝石のような傑作だから!!

4:海外の反応

この作品は他社発行誌で連載してるにもかかわらず、講談社漫画賞の少年部門を受賞したことにも注目してほしい。

5:海外の反応

小学館の漫画作品が、講談社の漫画賞に選ばれたの!?
それだけこの作品が優秀だったってことだよね。

6:海外の反応

講談社漫画賞の少年漫画部門は『葬送のフリーレン』が、少女漫画部門は『きみの横顔を見ていた』が受賞した。
今回も良い受賞作が揃ったね!

7:海外の反応

>>6
『メダリスト』も本当に素晴らしい漫画だよね。
アニメ化※も楽しみだ。 

※2025年1月にアニメ放送スタート

8:海外の反応

マンガ大賞 2021
第25回手塚治虫文化賞
✅第69回小学館漫画賞
✅第48回講談社漫画賞 (NEW!)

おめでとうフリーレン!!!

9:海外の反応

>>8
My Anime Listの人気アニメランキングでも堂々の1位だ!!

10:海外の反応

「偉大な作品には、自然と偉大さが備わってくる」
これはまさに『葬送のフリーレン』のための言葉だよね。

11:海外の反応

まさに地球史上最高のマンガに相応しい賞だ🏆
葬送のフリーレンは、個人的にこれまで読んだどのマンガよりも優れてる!

12:海外の反応

マッドハウスよ、頼むからアニメのシーズン2を作ってくれ。
何年もブラックラグーンの新作を否定してきたんだから、せめてこれだけは確実に頼む! 

13:海外の反応

フリーレン?
アニメが人気になったおかげで勝てただけのような気がするけど…

14:海外の反応

>>13
この賞にアニメの人気は関係ない。

ファン投票ではなく、漫画業界のプロが審査してるんだ。
それが「権威ある賞」っていう言葉の意味だよ。

※第48回「講談社漫画賞」先行委員は安藤なつみ・海野つなみ・小川悦司・久米田康治・はやみねかおる・三田紀房・幸村誠(五十音順・敬称略)参考

15:海外の反応

当然!私には葬送のフリーレンは「Shonen」だとは思えなかったけど、この作品は傑作だ。

賞を獲れば、アニメ化も促進されるだろうね!

16:海外の反応

え?葬送のフリーレンって「Shonen(少年漫画)」だったの?

17:海外の反応

>>16
Seinen(青年マンガ)だと思ってたよ!
この作品は、キャラクターが攻撃名を叫んだり「友情パワー」みたいなものも出したりしないし。

18:海外の反応

>>17
少年サンデーに掲載されているから少年漫画なんだ。
みんな「Shonen」や「Seinen」をジャンル名だと信じ込んでるよね。単なる記号なのに。

19:海外の反応

>>18
どの雑誌に掲載されるかによって分類されるっていうのはわかってる。
でも『進撃の巨人』が「Shonen」で、『ワンパンマン』や『かぐや様~』が「Seinen」だと聞くと不思議に思うんだ。

20:海外の反応

フリーレンが「Shonen」か「Seinen」かで盛り上がっているけど、『葬送のフリーレン』は、対象読者に性別による偏りがない作品で、すべての若者以上を対象に描かれていると思う。

マンガやアニメの典型的なカテゴリーを超えた傑作だ。

世界翻訳のおすすめ記事

感想・まとめ

日本では少年漫画・青年漫画は単なる記号的な意味しかありませんが、その一方で、海外では独自の意味が加えられ、ジャンルとして認識されるほど日本の作品が浸透していることに、いつも驚かされます。葬送のフリーレンは、そんな既存のジャンルを軽々と超えて、様々な人に愛されるべき作品だと改めて実感しました。

シェアやコメントよろしくお願いします!

12件のコメント

昨年の少年漫画部門がアニメ化もしたシャンフロ
ざっと受賞作品に目を通したが、アニメ化ヒット作品を遅れてとかこれからアニメ化してヒットさせたい作品に賞を与えているような
原作ならば、マンガ大賞4年連続ノミネートという、唯一の記録を持った作品、九井諒子の『ダンジョン飯』の方が個人的には凄いと思う

>みんな「Shonen」や「Seinen」をジャンル名だと信じ込んでるよね。単なる記号なのに。

大変やな。知能の低い奴らに合わせる社会は。日本でも外来語をやたらと必要以上に使う奴がいて、それに影響を受ける奴らが少なからずいるから、他国のことは言えないけども。

フリーレンってライバル誌のサンデー(小学館)掲載だよな
それを講談社が授賞するって面白い

講談社と小学館を勝手にライバル関係にしてるけど週刊誌報道見てたら“お友達”なの分かるじゃん
お互いに裁判で負けてもスルーw
社長も世襲で似たもの同士

海外の認識が少し違うってだけで、少年青年は日本でもジャンルでは?
少年:老若男女、特に男の子向け
青年:大人向け、特に成人男性向け
少女:女性向け
って認識なんだが

いや、雑誌の少年誌連載、青年誌連載ってだけで、少年向けや青年向けって年齢の垣根なんてもう昭和時代からないよ。少年誌でも普通に女性が読んでいるし、その逆もしかり。出版社の都合でしかない。物語のジャンルって言うほど明確に分けられていないよ。

悪くはないけど絶賛されるほどではないよな
どういう人に刺さってるのか知りたい

>Shonenは「主人公の成長譚を含むバトル漫画」、一方のSeinenは「レイティング有りのダークなバトル漫画」という認識

へぇ、そうなんだ。

フリーレンって決してバトル漫画じゃないから少年向きではないわな。
アニメはそれなりにバトルシーンが描かれてるが、原作コミックではかなり端折られてる印象。

This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy andTerms of Service apply.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です