
概要
日本の能楽は、世界でもっとも古くから演じられてきた舞台芸術。この能に欠かせないのが、能楽師が身に着ける「能面」です。
能面には役柄によって翁や般若など60ほどの種類があり、檜の木材から削り出した面に、繊細な塗りを施すことで完成します。
この道40年の職人による制作の様子がYouTube動画に上がると、1週間で120万回再生され、世界各国から1000件近いコメントが寄せられました。
海外からは「日本の素晴らしい芸術作品のひとつだ」「作り物のはずなのに人の肌に見える」など、驚きと称賛の声が寄せられています。
コメントをまとめたので、ぜひご覧ください!
海外の反応
1:海外の反応
美しい!伝統的な芸術や技術が今日も生かされていることに心を打たれるよ。

2:海外の反応
完成した面を見て!本当に生きているみたいで不思議なんだ…。
3:海外の反応
このファンタジックな面は木の中にある。それを引き出すには、魔法のような職人技が必要だったという訳か…。
4:海外の反応
彼女は本物の芸術家だ。彼女の仕事からは「禅」の心を感じたよ。
オランダから応援しています。
5:海外の反応
ショックを受けました。こうして伝統は守られていくのね!
500年前、1000年前のお面の作り方を見ている気分。
6:海外の反応
CNCルーター、ミル、旋盤、プリンターを使っている機械工として、これを見ると、頭が下がる思いだよ。
1個の作品を作るのに、どれだけの職人技が必要だったのか…まさに驚異的だ。

7:海外の反応
>>6
分かるよ。僕も金属加工業者として、同じく印象的だった。
8:海外の反応
彼女は面を回転させながら描くことで、仮面の表情の違いを見ているんだ…。
9:海外の反応
私が心震えたのは、ペイントの繊細さだ。ただの木片なのに、塗料を重ねていくと生々しい人間の肌に見えてくる…。
10:海外の反応
この動画を見て、ポートレートアーティストとして、再教育を受けたような気分だよ。信じられない技術。
11:海外の反応
>>10
肌のトーンを上げるために使っていた、塗料の薄い塗り重ねの技術はすばらしい!
12:海外の反応
彼女が木の塊を芸術作品に変えていくのを見て、なぜかとてもリラックスできたよ。

13:海外の反応
彼女が面を被った瞬間、面に命が宿ったみたいだった…
14:海外の反応
能面にとても興味があったんだ。本当に美しい仕事だよね。デーモン(般若?)のマスクの作り方もぜひ知りたい。
15:海外の反応
能面はキャラクターを説明するだけでなくて、役者が面の角度をコントロールすることで、さまざまな表情を表現しているのだそうだ。
16:海外の反応
能楽が男性中心に演じられてきた歴史※を考えると、女性がこの美しい作品を作り上げたことは魅力的だ。
私は日本の演劇の複雑さが好きなんだよ。
※現代では少数派ではあるが女性の能楽師も活躍している。
17:海外の反応
思い出が蘇ってくるよ!昔、金春流太鼓と舞を練習していたんだ。
先生がお面をつけさせてくれたんだけど、お面の目の穴はとても小さいんだよ。舞台から落ちそうになった。笑
18:海外の反応
このような傑作が一から作られるのを見ると、この美しい国に尊敬の念を抱かざるを得ないよ…。
19:海外の反応
多くの国が古いやり方を失いつつあるけど、日本には伝統工芸を受け継いでいる熱心なアーティストがたくさんいるんだよね!

20:海外の反応
日本人にとって完璧とは、時間をかけ細部にまで気を配ることなんだ。
ほんとうに美しい文化。
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▼昨年見て衝撃的だった映画。実在の能楽師「犬王」をモチーフにした物語です
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感想
能面と言えば、『千と千尋の神隠し』のオクサレ様(翁面がモチーフ?)や、昨年ゴールデングローブ賞にもノミネートされた『犬王』など、日本のアニメ作品にも登場するため、海外の方にも馴染みがあるのかもしれません。
舞台に映えるようコントラストや派手さが求められる他の舞台用仮面とは違い、これほど質感にこだわり、リアルに作りこんでいるなんて…。繊細な職人技に脱帽です。
引用
YouTube
最後まで等倍速で見入っちゃった
木を削る音がおちつく
こういう仕事も維新のような政治家を誕生させたことで、後世には引き継がれなくなりました。
なんでもコストで考える輩が増えていることが日本人の悠久の心をなくします。
残念無念。今だけ金だけ自分だけ
筋金入りの婆さんだな