
概要
細田守監督による長編アニメーション映画『竜とそばかすの姫』(2021年)。
海外のファンも多い細田守監督の作品ということで、海外からの反響も大きく、第74回カンヌ映画祭では、上映後14分間に及ぶスタンディングオベーションが起こったとのこと。
本日9月23日に金曜ロードショーでノーカット版が放送されるということで、映画を観た海外の方の反応をまとめました。
※ネタバレあり
海外の反応
1:海外の反応
私は正直、この映画のすべてが大好きです。 ただ、エンディングが急ぎすぎな気がするかなぁ。
2:海外の反応
今、見てきました!本当に美しい映画。音楽と映像が素晴らしかった。

3:海外の反応
音楽・アニメーション・声は本当に素晴らしい。ストーリーは…ということで5点中3点!
4:海外の反応
全体的には良い映画だが、途中から複雑になりすぎたかも。

5:海外の反応
>>4
わたしは映画を観たあと、頭の中で違うエンディングを考えたりしてる。
6:海外の反応
うーん、この映画は複数のテーマに取り組もうとして、それらをうまくまとめるのに失敗したような気がするね。
7:海外の反応
私もこの映画をずっと待ってた!(サマーウォーズの大ファンなんだ) 音楽も映像も大好きだったよ。
でも、残念というより、ちょっとショックです。トラウマや虐待などの問題に対して、ああいうアプローチをとるとは思っていなかったから…。
もっとロマンチックで冒険的な…ディズニー映画のような作品だと思ってたよ。
8:海外の反応
すずと圭以外の登場人物に個性がなかったのが残念だったなぁ。
9:海外の反応
悲しみ、虐待、そして自己受容について触れているのは、評価すべき点であり残念な点でもあるね。父親、幼なじみ、竜との関係についても、個人的にはもっと掘り下げてほしかった。
あと、未成年が一人で都会に行くというのはあまりにも非現実的すぎる!子どもが加害者に立ち向かいに向かうのに一人で行かせるの?

10:海外の反応
>>9
大人や友達も一緒に行きたいと言っていたようだけど、本人は拒否してたもんね。
11:海外の反応
>>9
たしかに、この映画が虐待のような現実的な問題にアプローチしているのなら、なぜ彼女を一人で行かせるの?
普通「大人同伴じゃないと行かせられない」とか、「一人で行ってもいいよ」と言っておいてこっそり後ろをついていくと思うなぁ。
12:海外の反応
>>9
日本は、子供でもある程度は一人で行動できるからね。
映画のプロット上必要だったこともあるかも。
13:海外の反応
>>9
日本の文化はアメリカとは大きく異なるからだと思う。
小さな子供も一人で店や学校へ行くくらいだから、17歳の少女が一人で旅することを許されたのは理にかなっていると思うな。
14:海外の反応
全体的には楽しかった!音楽と映像が救いですね。ディズニー路線から急に方向転換したのがちょっと…。あと、なぜ彼女が竜を好きになったのかがわからなかった。彼は14歳の子供なのに、二人の関係を大人の恋愛のように描くのは不思議だったな。
15:海外の反応
この映画のテーマは、「美女と野獣」は恋愛で解決する必要はないっていうことだよね。
人と人とのプラトニックな愛というのは誰にとっても同じように大切なものであり、その側面がよく描かれてると思う。

16:海外の反応
映画ではなくシリーズだったなら、素晴らしい作品になったんじゃない?
17:海外の反応
>>16
あ!ナイスアイデアですね!シリーズとしてなら話をもっと掘り下げられそう。
18:海外の反応
どうして分かりにくいって言われてるの?
映像も歌も最高だし、高評価なのも納得。大好きな映画だよ!
19:海外の反応
初めて見たとき、涙が出ました。ストーリーは思っていたよりリアルで、登場人物にも感情移入できたよ。
この映画で、現実の虐待の問題について(気づかれずに虐待されている子どもがいること)を初めて知る子も多いと思う。
20:海外の反応
ラスト近くの、本当に助けたいという気持ちを伝えるために歌うところ、彼女の心の近くの光、彼女の歌が皆の心に響いていくところ…あれはやられたよ。
私が行った上映会では、他に数人しか観客がいなかったのですが、その人たちも涙を拭いてたんだけど
それはまるで世界が一瞬つながったようで、美しいと思った。
プロットには確かに欠点もありますが、あのシーンのために観る価値があると思うよ!
感想
海外の方が「理解できない」と取り上げていたのは、映画の中で主人公が一人で東京に向かう部分。
「未成年が一人で都会に旅に出かける」というのは、海外では中々考えられないことだったようで、フィクションとはいえ、虐待など繊細で現実的な問題を扱っていることもあり、疑問に思うコメントが寄せられていました。
個人的にも、日本も安全な国とはいえ、未成年の子どもが一人で虐待されている子を救いに行くというのは現実的ではないかも・・・なんて考えてしまいます。
引用
Discussion on Belle (Ryuu to Sobakasu no Hime) from movies
正直、細田守とは価値観が合わないんだよな
細田は脚本を書くべきではない
自ら筆を執るようになってから意味不明なものしか作ってない
つーか、日本でもこの映画が酷評されている理由が
主人公の女子高生が一人で虐待の現場に向かって解決するという
いろんな意味で異常なシナリオにあるんだが
細田シナリオの中盤までは盛り上げ方上手いのに
終盤がくそシナリオになるのどうにかならないのか
やっぱりラストはどう考えても友達なり父親なりが一緒に行くところだよなぁ。映像と音楽は良かったけどストーリーが足引っ張り過ぎ。
明らかに危険があるに、最初から誰もついていかないって選択が現実的にもキャラクター造形的にもあり得なくて一気にしらけた。
そこまでの積み上げが全部崩れた感じがして、途中までの流れは悪くないだけに余計にひどい気分になったわ。
バケモノの子もそばかすの姫も前半だけはめちゃくちゃ良いんだけどな…
この監督は美術にだけ専念して物語にはタッチしないほうがいい。
監督の才能はとっくに尽きてるわ。
日本人でもおかしいというか納得いかないよね。