
概要
海外でも空前のブームを巻き起こし、今や「日本アニメ」を代表する作品となった『鬼滅の刃』。そんな大ヒット作の前身となる作品では、主人公が今とは全く違うキャラクターだったと解説する記事が海外で話題になっています。
今作では真面目で心優しい性格として描かれている炭治郎ですが、前身となる『過狩り狩り』では、主人公は盲目、隻腕、両足が義足の寡黙な剣士という設定。その後この作品を下敷きに『鬼殺の流』という作品も描かれましたが、連載は叶いませんでした。
そんな『鬼殺の流』について解説した海外記事によると「コメディを欠いたシリアスでダークな物語だったため、連載には至らなかった。オリジナル版は非常に冷酷で、復讐が物語のテーマになっている。」とのこと。
ちなみに、鬼になってしまった妹を人間に戻そうと奮闘する炭治郎は、もともと脇役として考えられていたキャラクターだったようです。
この記事に対して、海外からは「オリジナルバージョンにも興味がある」「いや、今のままで本当によかった」など様々なコメントが寄せられています。
コメントをまとめたので、ぜひご覧ください。
▼鬼滅の刃の前身となる作品『過狩り狩り』を含む短編集
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海外の反応
1:海外の反応
なんて素晴らしいアイデア!このストーリーを見てみたかった。
2:海外の反応
鬼滅の刃がもっと暗いストーリーだったら、私は離脱しなかったかも。
3:海外の反応
個人的には今のストーリーに満足してる。でもこのアイディアはクールだね!
4:海外の反応
少年漫画家がダークな物語を描きたいと考えても、10代の若い読者をターゲットにしている以上、難しい場合もあるって話か。
5:海外の反応
彼らが改めてこのダークな漫画を作ってくれたら最高だな。
オリジナルの鬼滅の刃(青年誌?)はさらにカッコいい物語になったはずだ。
6:海外の反応
戦国時代を舞台にしてるんだろうか
7:海外の反応
オリジナルのプロットはほぼ『どろろ』の百鬼丸だね
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8:海外の反応
>>7
確かに彼らも鬼と闘っていたよな…
9:海外の反応
「片腕」で「人間以外の兄弟」がいると言えば、あの作品を思い出すなぁ…
10:海外の反応
ありだとは思う。でも吾峠先生の編集者は読者が理解しやすいシンプルな物語を提案したんだろう。
個人的には今の鬼滅の刃のキャラクターとストーリーは気に入っているけどね。
11:海外の反応
まるで今の鬼滅の刃がダークじゃないかのように言うじゃないか。
十分暗いと思うんだが。
12:海外の反応
そもそも、私は今の鬼滅の暗い部分が好きだ。オリジナルはさらに面白くなるかもしれない。
13:海外の反応
ダークなストーリー=優れた物語ではない。
今の炭治郎は中途半端なキャラのようでいて、エッジが効いているとも思うよ。
14:海外の反応
この設定変更があって良かった。炭治郎の元気で優しいところが鬼滅の刃の魅力の一つだから。
15:海外の反応
炭治郎はちょっと優しすぎるけど、そこがいいんだ。それが彼の性格上の欠点でもあるのが面白い。
16:海外の反応
オリジナルのバージョンでは、きっとつまらないものになっただろう。
炭治郎の今の姿は、序盤から伏線が張られていた彼の運命を示している。彼には優しくて温かい性格が必要だったんだ。
作者がやるべきだったのは、もっと丁寧なエンディング作りだよ。
17:海外の反応
>>16
まず作者の状況を知る必要があるかも。
鬼滅の刃はもっと長い物語になるはずだった。でも作者は家族の問題で、物語の完結を急ぐ必要があった。
18:海外の反応
>>16
ロングランナーに慣れているせいで、鬼滅だけが急いでいるように感じるよな。
家族の問題があったのにも関わらず、作者がスムーズに全てのカードを仕舞っていったのは素晴らしい力量だったと思う。
19:海外の反応
私の意見では、これがベターなストーリーとエンディングだと思った。
日本の作品はハッピーエンドを必要としているんでしょ?
20:海外の反応
ああ、確かにオリジナルのストーリーはクールだけど、呪術廻戦みたいに本当に暗いのはどうかと思う。ファンが死んでるだろ。
▼こちらのファンブックでは『鬼殺の流』第一話~第三話のネームが読めます
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感想
海外では『ベルセルク』などのダークファンタジー作品が根強い人気があるせいか、鬼滅の刃のオリジナル版も観てみたいという意見も多く見られました。
今の鬼滅の刃の人気は、今の炭治郎のキャラクター抜きにはなしえなかったかもしれませんが、もしオリジナルのまま連載されていたらどんな作品になっていたのでしょうか。
引用
facebook animesenpai.net
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