概要
Instagramで、平安時代の宇多天皇の日記『宇多天皇御記』(『寛平御記』)が海外に紹介され、話題になっていました。
奈良時代~平安時代にかけて遣唐使とともに海を渡り、大陸から日本に渡来したとされる猫。
宇多天皇(867~931)がその在位中綴っていた宇多天皇御記には、彼が先帝(父の光孝天皇)から譲り受けたという黒猫についての記録が残っており、猫への愛情に溢れた描写も知られています。
Instagramで紹介されていた宇多天皇の愛猫にまつわる記述の一部は以下の通りです。
寛平に改元されて2ヶ月と6日、
閑を見つけたので、私の猫について書き留めておきたいと思う。
その猫は船でやってきた。
先帝からの贈り物として賜り、源精(みなもとのくわし)から手渡されたものだ。
その毛皮の色は無比のもので、深い墨の色を思い起こさせる。
体長は1尺5寸、体高は6寸。
首輪をつけたけれど、長くは付けていられなかった。
その猫が反抗するときは、目を細め、爪をむき出し、背中を見せる。
伏せると足がすっかり見えなくなり、まるで黒い宝玉のようだ。
立つと深い孤独を表現するように鳴く。まるで雲の上を飛ぶ黒龍のように見える。
外では鳥を追いかけるのを好む。頭を低くして、尻尾だけを動かしている。
背骨を伸ばすと2寸以上背が伸び、その毛色は闇に紛れることもできる。
その猫が他のどんな猫よりも素晴らしいと、
私は確信している。
引用:https://www.instagram.com/reel/C-XbS-ixh2I/(筆者意訳)
ここからは、この『宇多天皇御記』の一部に寄せられた海外の反応をご紹介します!
source 1
海外の反応
1:海外の反応
驚いたよ!僕たちと同じように猫に魅了されていた日本の天皇がいたなんて、本当に不思議な気持ち。
2:海外の反応
彼は分かってる!黒猫は最高なんだよな!!
3:海外の反応
ねぇ君はお気に入りの歴史上の人物っている?
僕は日本の宇多天皇かな。
4:海外の反応
あっ『寛平御記』だね🤩
私はこの日記について日本の猫好きアニメから学んだんだ。
5:海外の反応
昔ある国の王様が、懸命に猫の身長を図っている…
想像したら愛おしすぎるよ。
6:海外の反応
彼は猫にどんな名前を付けたんだろうね。
私の黒猫の名前は「インク」なんだ!
7:海外の反応
「伏せると足がすっかり隠れてしまう」
8:海外の反応
>>ああ、香箱座りの描写なのかな…!?
9:海外の反応
日本の天皇が、小さな子供のような喜びと純粋な心で、愛する動物について語っている姿は、とてもほほえましい。
10:海外の反応
彼は人生で一匹も猫を見たことがなかったということかな?
しかもこの猫は一度も彼に懐いている描写はない…
自分に反抗する未知の生き物を手渡され、すぐに「ああ、君は可愛すぎるから(歴史的史料となるべき)日記にあなたのことを書こうね」と思った宇多天皇のことが大好きだ!!笑
11:海外の反応
なんでこれを読んで泣きそうになったんだろう。
あらゆる文化や言語の壁を超えて、私たちは共通点を持ってるんだね。
これは、人から猫への(時に一方的な)愛の古い記録なんだ。
12:海外の反応
889年にインターネットがあったら宇多天皇はこう書いていたんだろうね。
「私の猫が好きすぎる。黒猫で、反抗的で、いつも鳴いてる。
ああ、なんて素晴らしい生き物なんだろ。」
13:海外の反応
これがインターネットの存在理由だ。 すべては猫を讃えるためにある。
14:海外の反応
彼の日記を読むと、もしタイムスリップしてそこの他の猫飼いに会ったらすぐに仲良くなれると確信してしまった 笑
15:海外の反応
この日記の記述すべてに共感したよ。
そして最後の一言…まさに猫飼いの性だ 笑
16:海外の反応
「その猫が他のどんな猫よりも素晴らしいと、私は確信している」
すべての猫の飼い主は同じことを思ってるし、猫もそれを信じている。
17:海外の反応
>>猫を飼ったことがある人全員が言ったことがある言葉だよね😂
18:海外の反応
私たちは1000年以上離れているけど、猫好き同士で共感できるなんてすごいことだよ。
19:海外の反応
猫の飼い主は、歴史や文化や地位を超えても全く変わらないんだ!笑
20:海外の反応
立ち止まって、猫の美しさを認めて幸せを感じる…
これが一番純粋な喜びだよね。
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感想・まとめ
「日本初の猫ブログ」と評されることも多いこの『宇多天皇御記』。短い文章の中にも、猫の魅力が的確に描かれていますよね!今は散逸してしまい一部しか読むことができないということですが、その失われた史料の中にも、もっとこの黒猫の描写があったかもしれないと思うと、少し残念な気持ちになってしまいます😢
古墳時代以前からいたらしいよw
あのデフォルメされた埴輪を見て、間違いなく日本人のご先祖だと確信できた笑
正確には「イエネコ」が渡って来た、なんだろうね。
昔は本州にも「ヤマネコ」が居たんだろうから。
まあ、うちのねこには敵わないだろうけどなw
冷泉家の蔵から丸ごと出てこないもんだろうか
ノミはどうしていたんだろう
ノミなんぞこの時代人間にも寄生してたから
丸ごとってミイラに成った猫って事か?
黒猫と言うのは比喩で、実は黒人の侍だったと捏造されそう。
武士道は室町戦国の世にモザンビークから弥助が持ち込んでるからさすがにそれはない。
>古墳時代からいたらしいよ
現在確認されてる猫に関する一番古い記述が宇多天皇御記なんだけと、宇多天皇って古墳時代は天皇だったのか。
猫の足跡が残る古墳時代の土器があるんで、それのことだろ
文献にはなくとも飼われてたとみていいだろう
読解力どこいった…
古墳時代の遺物に猫の肉球跡が付いてるんだよ
かなりかわいい
骨自体は紀元前のものが出土してる
多分ペットとしての猫がと言いたかったのだろう
宇多帝は931年に崩御だから古墳時代は最新でも500年代。実に450歳以上と推定されるな。メッチャ長生きの人なんや。
江戸時代あたりまで外国からの輸入頼みで、超希少な愛玩動物で高貴な身分じゃないと飼えなかったらしいね
繁殖はできなかったのだろうか
開けっ放しの日本家屋内で飼うのが不可能なだけで、
江戸時代には無茶苦茶いただろ。野良猫地域猫みたいな感じで。
招き猫も日光東照宮も三味線も江戸初期じゃん
高貴な身分じゃないと飼えないぐらい希少なのは入ってきたばかりの頃の話だろう。
どう考えてもすぐに増えていくぞ。
猫の足跡付いた土器だか焼き物があったような。記述は宇多天皇かもね。しかし昔から猫は意外と長かったのか。
誰もが「うちの子が世界で一番可愛い」って確信してんの、ほんとガチだよなw
親バカならぬ猫バカって、時代も文化も人種も超える、人類普遍の概念なんだな
ネコと和解せよ
韓国がうちは4000年前の猫の記録を見付けたニダって言い出すまでが定期
アメリカのマチスモは男が猫を飼うことを馬鹿にするらしいね
男は犬(大型)を飼って猫を飼うのは女みたいな感じで
共和党副大統領候補のバンス氏の「子なし猫好きおばさん」発言もそういう価値観から
すごくどうでもいい情報だなw
そんな記録が残っていたこと自体知らなかった。
あまり知られていない古典だね。
ほぼ間違いなくウチの黒猫の方が美形。
まあみんな自分の猫の方が可愛いという事で
うちの黒猫拾った時、こんなブサい猫いるんだ…と驚愕したけど
今はもうこのブサ顔じゃないと愛せない
これ、確か最後の方に
我に返ったかのように
「ま、こいつは親父から押し付けられてしょうがないから自分が面倒みてやってるだけだからね」
みたいな文章が入ってなかった?
入ってたと思う
一部抜粋だね
他にも「他の猫は色が混じってたりするのにうちの子は真っ黒」
「ネズミ獲るのが他の猫より上手い」「毎日蘇を食べさせてる」とかあったはず
猫バカ全開で微笑ましいw
まあ弥生時代からいたけどな
Thaks for sharing your info. I truly aopreciate yourr efforts and I
will bee waiting for yor further post hanks oncce
again.