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「日本みたい!」長すぎるタイトルの米国小説が日本のラノベのようだと話題に|海外の反応

アメリカの小説のタイトルが、日本のラノベ化していると話題に

あるアメリカの小説のタイトルが海外で「異様なほど長い」と話題になっていたのでご紹介します!

話題になっているのは、キンバリー・レミング著「That Time I Got Drunk and Yeeted a Love Potion at a Werewolf」意訳するなら「酔って狼男に惚れ薬を投げつけてしまった件」というロマンス小説です。

「日本のライトノベルのタイトル」=長いイメージはアメリカでも

参考に、ワシントンポストによる2023年の人気本のタイトルを見てみましょう。

・Paul Murray著『The Bee Sting
・James McBride著『The Heaven & Earth Grocery Store
・Tania James著『Loot
・Benjamín Labatut著『The MANIAC
・Daniel Mason『North Woods

このように、1単語~5単語からなるシンプルな題名の本が並んでいます。

2000年代以降、日本ではライトノベルなどを中心に、あらすじまで説明するような長いタイトルを付ける作品が増えてきました。中にはアニメ化され、海外ファンのついている作品もあり、「日本のWEB小説やライトノベルのタイトルは長い」というイメージは強いようです。

この『酔って狼男に惚れ薬を投げつけてしまった件(That Time I Got Drunk and Yeeted a Love Potion at a Werewolf)』の13単語からなる小説タイトルに対して、海外では「日本のラノベみたいなタイトルだ」と注目を集めていました。

この小説のタイトルに寄せられた海外の反応をご紹介します。

source 1

海外の反応

1:海外の反応さん

この本は、タイトルですべての筋書きを語ってしまってる…!!

2:海外の反応さん

きっと日本のライトノベルを参考にしてるんじゃないかな。

3:海外の反応さん

よくわからないけど、日本のアニメのタイトルみたい。

異世界もの以外にも、よくこういう長いタイトルのアニメもあるじゃない?

4:海外の反応さん

ついにここでも、ロマンス小説に異世界マンガみたいなタイトルを付け始めたみたいだね

5:海外の反応さん

このようなタイトルは、数年前からアニメでよく見かけるようになったよね。

例を挙げるなら『転生したらスライムだった件(That time I got reincarnated as a slime)』とか?

6:海外の反応さん

すごい。この文化って広がってるんだ。

7:海外の反応さん

日本の異世界ライトノベルで育った世代の作家が活躍するようになったのは、素晴らしいことだよね。

8:海外の反応さん

日本のライトノベル文化が、ついに欧米に進出かぁ

9:海外の反応さん

私はこういうタイトルが大好きなの。具体的であればあるほど良いと思う。

10:海外の反応さん

私の本に注目してもらうためには、こういうタイトルが必要だったんだ…!

今すぐ過去に戻って、本のタイトル『羊の中の狼』を『砂漠で仕事をしてたら、マッチョなモンスターハンターの女に救われた件』に変えたいよ!!!

11:海外の反応さん

ちょうど今、新しく出版する本のタイトルを考えようとしていたんだよね。

12:海外の反応さん

『石器時代にプテロダクティルスを拾うのは間違っているだろうか』が出版されるのが待ちきれない

13:海外の反応さん

日本では、マンガ/アニメ/ライトノベルがこの種のタイトルを使い始めたのは、人々があらすじを読むのが億劫だからだと聞いたよ。

14:海外の反応さん

まぁこの本が日本のラノベを意識しているかどうか分からないけど、むしろ日本で長いタイトルが人気になったのと同じような状況になってるみたいだね。

他の作品と差別化して検索に引っかかるために、タイトルにあらすじを使うのは賢いかも。

15:海外の反応さん

ずっと、本のタイトルは短くあればあるほどいいと思ってた…

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16:海外の反応さん

そして正直なところ、私はこれくらいのタイトルがちょうどいいと感じてるんだ。

17:海外の反応さん

この本を読んでみたい。インスタグラムでよく見かけるし、純粋に興味をそそられてる。

18:海外の反応さん

皮肉にも、この本すごく面白いんだよね。

Amazonでも☆5が付いてる。

19:海外の反応さん

よく行く本屋で、この著者の本を3冊買った。とても奇妙で面白かったよ!

20:海外の反応さん

これは今まで読んだ中で最高のファンタジー・ロマコメ・シリーズだと思うよ。おすすめする。

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感想・まとめ

最近は10文字以上の長いタイトルのラノベやアニメは飽和状態になっていると感じています。違和感を感じることすらなくなっていたので、この反応を見て新鮮でした!

確かに、シンプルなタイトルの小説の中にこの本が並んでいたら、思わず手に取ってしまいそうですよね。

シェアやコメントよろしくお願いします!

41件のコメント

この手のタイトルの元祖は
「自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述」
じゃねーの?

日本のラノベのタイトルの長さを調査したデータを見てると、80年代くらいまでのラノベ作品タイトルの大多数はほぼ10文字以内で、90年代までは7文字から12文字くらい、2000年までは10文字から15文字が多いんだけど、2000年になる一歩手前の1999年には最も多数の作品の占めるタイトル文字数は17文字になっていってる

17文字で何かしらの適当な言葉を組み合わせると「君と僕と○○」みたいな一言ではなく、「君と僕と〇〇が〇〇をした件」くらいの説明性のある文章になってくる
そしてその後はタイトル文字数のふり幅自体が広くなっていって文字数の長さも多様化してくる

こういうのを見てると、日本のタイトルは本当に徐々に徐々に長い年月をかけて段々と長くなってきていて、あるとき長いタイトルで売れた作品が出て、それをまねて急に他の作品も一気に長くなったわけでもないので、自然発生的に長くなっていったということみたいだよ

まあ褒められた事ではないけどな
短いタイトルの中にいかに作品内容を含ませられるかが大事なのだが、あまりにも商業主義に浸かった編集(作者が考えた元のタイトルは簡潔なものが多い)のせいでおかしな流れが出来てしまった
ああいうタイトルで損をしてる作品は多いと思われる。

俺妹以降ずーっとこういうテンプレになってて目立つ目的がもう没個性だけどやめられないんだろうな
作者が「なんとかの大陸」みたいなタイトルにしてたのに編集者が「落ちこぼれ冒険者の俺の仲間になったエルフがかわいくて困る」みたいなのに強引に変えたみたいな話は以前よく聞いたけど今はもう作者サイドが諦めて最初から長いのつけてる風潮はある

そんなに深い理由はないでしょ。

>作者が考えた元のタイトルは簡潔なものが多い
作者が最初に付けた元のタイトルのままなものばかりだけど。

昔みたいに立ち読みできないの
厨二臭い短い単語だけで本は誰も買わんからだろ
ゲームと違ってpvやら事前にネットや雑誌で紹介されるわけじゃないし

でも売れてるミステリーとかサスペンスは未だに漢字二文字とかあるじゃん
理由とか秘密とか怪物とか

ミステリやサスペンスは
そもそも内容がわからんまま読むと楽しいジャンルだからな
さらにラノベ系は、売れると何千万部の世界で世界各国で書店に並ぶから
国内で数十万部で大ヒットになる一般書籍類とは考え方が違うのはある
いかにわかりやすく手に取られるかって大事だぞ

この流れを作ったのが、俺の妹がこんなにかわいいわけがない、だったかな。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

たぶんこれだろ

別に合理的な理由に終始していたわけでもなく、半ばネタでやってたんだけどな
考えるの面倒とか、B級感とか演出する感じで

ラノベもアニメも親しんでいるが、これ、個人的にはちょっと恥ずかしいかな

日本のラノベ風ならもう少し続くな。
例えば「酔って狼男に惚れ薬を投げつけてしまったら百万本の薔薇の花束でプロポーズされた件」みたいに。

ウェブ小説や電子書籍みたいに本を出すハードルが下がった以上タイトル被りを避けるためにタイトルが長くなっていくのは日本云々関係なく自然な流れかもね

タイトルしか羅列されないような場においては、あらすじがあると有利だもんな
俺妹は周りが短いタイトルの中長いだけで目立てるから更に有効だった

最近のなろうやラノベのタイトルが長くなるのは、本屋へ行かずネットで買う風潮にマッチしてるから。大量の作品の中から選ばれる為にたくさんタグを付ける必要がある、タイトルはSEO対策でも優先される項目だし、内容を要約したタイトルに至ってはメタタグそのものだしね。

その割に勇者とか魔王とか追放とか悪役令嬢とか奴隷とかスローライフとか決まった単語しか使わなくてどれも似たり寄ったりじゃん
その上イラストも似たり寄ったりで大量の作品の中から差別化を図りたいようには思えないけど

付け加えるなら、アメリカは元々国土が広く都市部以外は通販の普及度が高く本も田舎は通販で買う習慣があるのでこの日本の風潮はアメリカでも流行る可能性は高い。日本が先取りしているだけでこれだけネットが世界中に普及している以上今後は世界が追うことになるんじゃないかね?
いつかは飽きられて逆に短いタイトルが流行るかもだが(笑)

タイトルが驚くほど長い作品は近年に山ほど増えた
むしろ転スラはシンプルな方だろ

タイトル忘れたが、なろうでは短いタイトルだったのに
書籍化したら糞長タイトルになったのがあった
作者が出版社側からの指示でそうなったって話だ
今はタイトルであらすじを済ませるのが多い

ぐぐると出てくんじゃねーかな

これはラノベに限らず一般の商品でも商品名の商品説明化が広がっているね

最近の日本産Web小説のタイトルが長いのは
何百万本ある小説の中から自分の小説だけをクリックしてもらわなくてはいけないから
本編どころかあらすじに目を通してもらうほど興味をもってもらうまでの競争率が高いから

そりゃ、はじめから書店に並んでるタイトルだったら
短くても選択肢が少ない中から選んでもらいやすかろう

フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のタイトルの
パロディネタを日本でたまに見るけど、本家のアメリカでもあるんかね?

小説のタイトル『Do Androids Dream of Electric Sheep?』よりも
映画のタイトル『Blade Runner』の方が知名度が高いから
ブレードランナーの方がタイトルパロディが多そう
(例えば○○Runnerみたいな)

あと『高い城の男(The Man in the High Castle)』が2015年から2019年までドラマ化されたから、
若い人だと古い『ブレードランナー』よりも新しい『高い城の男』の方がパロられてるかも?
(The Man in the○○ってパロしやすそう )

そもそも、日本では『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のタイトルがインパクトあったけど
アメリカでは『ブレードランナー』のサイバーパンクな世界観の方がインパクト強かった
今でもアメリカ人観光客は夜の秋葉原を見て「ブレードランナーの世界観だ!」と喜んでるらしい

結論として『Do Androids Dream of Electric Sheep?』のタイトルパロディは皆無に近いと思う

ラノベの長いタイトルの元ネタはデヴィッド ボウイのアルバムタイトルからだよ
The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars→屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群
まぁ全然意味の違う誤訳が新しい文化を生み出したわけだな

タイトルで半ば説明することで需要に合うかどうかわかりやすくていいのかもね
けど昨今さすがに見るだけでうんざりしてきたわ

考えてみれば日本じゃもうこういう長いタイトルのラノベが蔓延して10年以上は経ってるよな
当初はネットでツッコまれてたけど、もはや当たり前になってて何も思わなくなってるわ

ロビンソン・クルーソーしかり博士の異常な愛情しかり、昔からこの手のタイトルはたまにあったような

2chで生まれた(?)新都社(?)とかいうのが始めた「小説家になろう」が始まりかな?
普通のタイトルもあればスレタイかよと思うものもあって
人気になってプロの編集が関わってくると内容を説明するタイトルに拡張された
そんな感じの経緯だったと思うけど

・恋愛音痴で絶対鈍感の仕事中毒令嬢は「きみが欲しい。しかし愛するつもりはない」と云っていたはずの契約夫の溺愛に気付かず、好きなだけ仕事をさせてくれるとは何と親切な人だろう!!!と毎日心から感謝している。
・「きみのためを思って追放するんだ」と上から目線で説教していた元婚約者が、いまになって戻って来てくれとやたら必死に懇願していますが、残念ながらわたしはもう辺境騎士団領で最高に幸せになったのでお断りです。
・悪役令嬢の妹 わたしの最愛のお姉さまを婚約破棄した王子がどうしても赦せないので、国を亡ぼしてでも謝罪させる完璧な復讐計画を練ったのですが、まわりが必死で止めようとします。どうしてでしょう???

今の日本はこんな感じになってるんだな

小説の裏表紙にさらっと書いてあるあらすじ、
それを更に短縮してタイトルにしてしまう。
出版社も作者も手に取ってもらう為に大変だね。

宇宙刑事ギャバンの各回のタイトルがすごく長かったから、結構昔からあることはある。
イギリス・ヴィクトリア朝大衆小説とかは、各章ごとに章の始まりにまとめがあったりする。

昔からロビンソンクルーソーとかあるし長いタイトルは欧米の方が古いんじゃないの?

日本語だと例えば鋼の錬金術師をはがれんとかできるけど英語で長いのはめんどいだけに思えるがどうなんだろ

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