映画・ドラマ2024.03.12

「TOKUSATSUの勝利！」ゴジラマイナスワンのアカデミー賞獲得に海外著名人も賛辞｜海外の反応

ゴジラマイナスワンがアカデミー視覚効果賞受賞！海外ファンの反応まとめ

2024年3月11日に行われた第96回米国アカデミー賞にて、山崎貴監督『ゴジラ-1.0（ゴジラマイナスワン）』がアカデミー視覚効果賞を受賞しました！

日本映画が視覚効果賞を受賞することは初めてのこと。

さらに、映画監督自身がこの賞を獲得するのは、あのスタンリー・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』（1969年）以来という大快挙となりました。

日本の「特撮」の影響を公言する有名映画監督もコメント

このゴジラ映画にとって素晴らしいニュースに、海外の視聴者から多くの祝福の言葉が贈られていますが、中には世界的な「モンスター映画」を生み出してきた映画監督からのコメントも。

ホラー映画の名作『ハロウィン』シリーズなど、数々のホラー・SF映画を生み出した映画監督/作曲家のジョン・カーペンター氏は、X（Twitter）に興奮した様子で、以下のように投稿しました。

Incredible! GODZILLA MINUS ONE wins an Academy Award for special effects. In my lifetime. Fantastic!

「信じられない！ゴジラマイナスワンがアカデミー賞特殊効果賞（※正しくは視覚効果）を勝ち取った！私が生きてる間に！素晴らしいよ！」

（筆者意訳,※は筆者により訂正）
https://twitter.com/TheHorrorMaster/status/1766990784321200483?s=20

またSF”怪獣”映画『パシフィック・リム』などを手掛け、『シェイプ・オブ・ウォーター』では第90回アカデミー賞で作品賞含む4部門を受賞した映画監督、ギレルモ・デル・トロ氏も次のように発言しています。

Oscar Winner Godzilla. I feel so moved.

「ゴジラがアカデミー賞受賞作に。とても感動してる。」

（筆者意訳）
https://x.com/RealGDT/status/1766997990890188961?s=20

KAIJU KING + Tokusatsu = OSCAR

「怪獣の王+特撮=オスカー」

（筆者意訳）
https://x.com/RealGDT/status/1767004284913152033?s=20

日本映画、特に日本の特撮映画や怪獣映画の影響を公言する二人。ついにゴジラ映画がアカデミー賞で高く評価されたと、喜びを露わにしていました。

それでは『ゴジラマイナスワン』のアカデミー賞視覚効果賞受賞のニュースに寄せられた海外の反応をご紹介します！

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海外の反応

１：海外の反応さん

70年の時を経て、ついにゴジラがアカデミー賞を受賞した！

２：海外の反応さん

あぁ、生きているうちに、アカデミー賞の会場でゴジラのテーマを聞くことになるとはね！！！

３：海外の反応さん

>>2
あの音楽が鳴った瞬間、鳥肌が立ったよ！！！

４：海外の反応さん

アーノルド・シュワルツェネガー「ガジラ！」

あれはよかった。

５：海外の反応さん

アーノルドとダニーがまた一緒にプレゼンターをしてくれて本当に良かった。やっぱり彼らは『ツインズ』なんだ！

『ツインズ』（Twins）は、1988年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はアイヴァン・ライトマン、出演はアーノルド・シュワルツェネッガーとダニー・デヴィートなど。35年間別々に暮らしてきた似ても似つかぬ双子の兄弟の再会によって巻き起こる騒動を描いている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BA_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

６：海外の反応さん

スピーチ中、私は涙が出そうになったよ。

山崎貴と彼のチーム、そしてゴジラファンにとって素晴らしい勝利だ。怪獣の王、万歳！

７：海外の反応さん

彼らはゴジラをただ世界と共有したかっただけなんだ。とても謙虚に、素晴らしい映画を作り上げた！

８：海外の反応さん

ゴジラマイナスワンの山崎監督とチームの人々が小さなゴジラのフィギュアを持っていて、ゴジラも小さな蝶ネクタイをしていた様子が大好きだった！

しかも、彼らはゴジラをテーマにした靴/ヒールを履いていたんだよ！

The ‘GODZILLA MINUS ONE’ team are wearing Godzilla-themed shoes for today’s #Oscar red carpet. pic.twitter.com/ou4XUCAtET
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) March 10, 2024

９：海外の反応さん

怪獣の王「ゴジラ」に再び命を吹き込んでくれたVFXアーティストたち、本当におめでとう！

１０：海外の反応さん

この『ゴジラマイナスワン』の予算は、ノミネートされた他の映画の数分の一（1500万ドル）だったという。

しかし私は、スタッフが安い賃金で買いたたかれたのではなく、徹底した効率化を行った作品であったという事実を強調しておきたい。

このアカデミー賞を得たことによって、彼の映画にはさらに予算が付くはずだ。だからこそ、私はこの賞を素直に喜んでいるんだよ。

海外の反応「日本は偉大過ぎる！」ゴジラマイナスワンの予算を明言しない納得の理由に称賛が相次ぐ

１１：海外の反応さん

山崎監督のゴジラ映画がもっと製作されることを願っているよ。

ゴジラにとって、なんて素晴らしい時代になったんだろう…🥹

１２：海外の反応さん

ゴジラマイナスワンのチームと彼らの仕事、そして現代で最も偉大な怪獣映画に祝福を送りたい。

１３：海外の反応さん

ゴジラ映画がこの賞を受賞したことは、とても嬉しいよ。

日本の「TOKUSATSU（特撮）」映画ファンの私にとって、この映画の視覚効果賞受賞は特別な意味がある。

１４：海外の反応さん

この賞は日本の「特撮映画」の歴史が世界に認められたということなんだよ！

今日は、特撮ファンにとって素晴らしい日になった。

１５：海外の反応さん

本多猪四郎と円谷英二は今、とても喜んでいるんじゃないかな。

どこかで彼らも見てたんだろうか…？

本多猪四郎は、日本の映画監督。（中略）東宝特撮をはじめとする数多くの映画を演出した。（中略）『太平洋の鷲』以降円谷英二とのコンビで多くの特撮映画を監督した。1954年の『ゴジラ』は全米で大ヒットを記録したため、一躍世界に名を知られる映画監督となる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%A4%9A%E7%8C%AA%E5%9B%9B%E9%83%8E

１６：海外の反応さん

また、ゴジラのために力を尽くしてくれた伊福部昭、そして中島春雄には、特別な感謝を送りたいと思う。

彼らの仕事なくして、この素晴らしい夜はなかった！安らかにお眠りください。

中島春雄（1929年〈昭和4年〉1月1日 – 2017年8月7日）は、日本の俳優、スーツアクター、スタントマン。(中略)1954年（昭和29年）、25歳。日本初の特撮怪獣映画『ゴジラ』で、主役の怪獣ゴジラのスーツアクターを務める。当時、「スーツアクター」という呼称はまだなく、中島は「ぬいぐるみ役者」を自称していた。以後、18年間にわたり、ゴジラシリーズでゴジラを演じたゴジラ俳優として有名になる。また、ゴジラ以外の怪獣映画でも、主役の怪獣役を演じる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E6%98%A5%E9%9B%84

１７：海外の反応さん

文句なし。

視覚効果だけでも壮観だったが、映画としても感動的な大作だった！

１８：海外の反応さん

この映画は、多くの人が思っている以上に奥深い映画だった。

一度自分の目で見れば、これが単なるモンスター映画やアクションアドベンチャーではなく、示唆に富む最高のアート作品だと分かったはず。

視覚効果賞の枠におさめておくにはもったいない傑作だった！

１９：海外の反応さん

ゴジラマイナスワンはもっと多くの賞にノミネートされるべきだったとも思うよ！

作品賞はもちろん、監督賞、主演俳優賞、助演女優賞もね！

２０：海外の反応さん

私は『ザ・クリエイター』が受賞すると予想していたんだ。

でも映画のクオリティと、「ゴジラ」というレガシーの両方を考慮すれば、ゴジラマイナスワンがオスカーを獲得したことは間違いなく正しかったと思う。

これは意義深い賞だ。

２１：海外の反応さん

アカデミー会員たちが、ゴジラマイナスワンを気に入ったということは、日本が長年作り続けてきた「特撮映画」というジャンルが世界に評価されたということだ。

２２：海外の反応さん

私は子供の頃、1975年に初めてのゴジラ映画『メカゴジラの逆襲』を映画館で観たんだ。

ゴジラマイナスワンは、あれから50年経った今も喜びをくれる「怪獣」と「特撮映画」の集大成だったよ。

チームの皆さん、本当におめでとう。今日は幸せな日だなぁ。