海外「完璧な作品!」ミッド・サマーの監督が日本のサスペンスホラー作品を【史上最高の映画】とコメント

概要

『ミッドサマー』『へレディタリー』などの映画作品を手掛けたアリ・アスター監督が、おすすめ映画を紹介するYouTube動画が話題になっています。

彼が登場したのは、様々な映画監督や俳優たちが棚の中からお気に入り映画をセレクトするYouTube番組「クローゼット・ピックス」。

彼が選んだ全16作品の中には、1997年公開の黒澤清監督のサスペンスホラー映画『CURE』や、1964年公開、勅使河原宏監督の『砂の女』など日本の作品も登場しました。

アリアスター監督は『CURE』について「黒沢清の最高傑作です。史上最高の映画という議論もある」とコメント。

『砂の女』については「2020年のロックダウン中に見直しましたが、完璧な「隔離」映画であり、男と女についての素晴らしい映画の1つだった。本当に衝撃を受けました。」と語っています。

アリアスター監督がピックアップした映画の一覧はこちら↓

  • イジー・メンツェル『厳重に監視された列車』 
  • 『ミヒャエル・ハネケ 三部作』
  • ヴェラ・ヒティロヴァ『ひなぎく』
  • 黒沢清『キュア』 
  • ジョゼフ・ロージー『パリの灯は遠く』
  • アッバス・キアロスタミ『ジグザグ道三部作』 
  • サシャ・ギトリ『我慢ならない女』
  • カレル・ゼマン『Three Fantastic Journeys』 
  • テレンス・マリック『ニュー・ワールド』 
  • イ・チャンドン『シークレット・サンシャイン』 
  • 勅使河原 宏『砂の女』
  • スティーブンソダーバーグ『チェ』
  •  ポール・シュレイダー『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』
  • ニコラス・レイ『黒の報酬』
  • ガイ・マディン『ブランド・アポン・ザ・ブレイン』
  • ニコラス・ローグ『WALKABOUT 美しき冒険旅行』

特にCUREについてはコメントで多くの人が言及しており、アリアスター監督のセレクトに賞賛の声が寄せられていました。

コメントを紹介するので、ぜひご覧ください。

海外の反応

1:海外の反応

メンツェル、ハネケ、キヨシクロサワ私の書斎の棚を見ているみたいだ。笑
私はこれらすべてを持っているわけではないけど、彼が勧める作品はどれも傑作ばかりだね!

2:海外の反応

ひなぎく、CURE、ミシマを挙げてくれて嬉しかった!アリのセレクトした作品は最高!

3:海外の反応

この監督は、私の持ってるブルーレイの量を2倍にする方法を知ってる。

4:海外の反応

>>僕もこの動画を観た瞬間、全ての作品を通販サイトで購入してしまった…

5:海外の反応

彼は、この番組(クローゼット・ピック)のアーカイブの中で誰も選んだことのない映画を選んだんじゃないかな?

6:海外の反応

>>それが監督としての彼のスタイルをよく表してると思うんだ。常に他の人がしていないことをする。

7:海外の反応

『ヘレディタリー』を見た後、アリ・アスターがこんな人だとは想像できなかった。

8:海外の反応

彼はあんなに屈辱的な映画を作るのに、とても素敵だし、普通の人のように見える。

9:海外の反応

アリはまだ映画監督としてのキャリアを始めたばかりだ。しかし、まだピークに達していない可能性がある。
そう考えると非常に恐ろしいし、興奮するよ!

10:海外の反応

アリアスター監督の才能はすごいよ。比較的キャリアが浅いのに、映画監督としての彼の実績は巨大だ。

11:海外の反応

あなたの映画のセレクトが大好き。自分でもいくつか持っているけど、絶対に『CURE』は外せない。

過小評価されている宝石の1つであり、これまでで最高の映画を見たと思わせてくれる!

12:海外の反応

彼のセレクトが本当に好きだ。

特に『CURE』『パリの灯は遠く』『シークレット サンシャイン』、カレル・ゼマン『Three Fantastic Journeys』もね。

13:海外の反応

『CURE』は僕の大のお気に入りだ!!『ロスト・ハイウェイ』(デヴィッド・リンチ監督)と一緒に見ると、楽しい90年代の映画の夜を楽しめるよ。

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14:海外の反応

昨夜初めて『CURE』を見たよ。彼がこの映画について言及したのは面白い!!
この作品は本当に完璧で、忘れられない映画なんだ。

15:海外の反応

このシリーズで『CURE』への愛が語られるのは初めてじゃない?やっと来たって感じ🙏🏻

16:海外の反応

>>まさにファンタスティックな映画だよね!

17:海外の反応

ボン・ジュノ(※)は2019年のインタビューで『CURE』を称賛しているよ。
キャリアの早い段階で彼に影響を与え、インスピレーションを与えた映画の1つとして挙げてる。

ポン・ジュノ(奉俊昊、朝: 봉준호、英: Bong Joon-Ho、1969年9月14日 – )は、韓国の映画監督、脚本家。(中略)2019年には、現代の本国を舞台に、貧困層と富裕層の格差問題をエンターテイメントチックに描いた『パラサイト 半地下の家族』を発表。

Wikipedia

18:海外の反応

アリが「CUREはこれまでに作られた最高の映画であるという議論がある」 と言ったのを聞いて今、私は深い尊敬の念を抱いた・・・!

19:海外の反応

映画におけるアスターの知性と趣味を理解できるけど、それだけじゃない。
彼は非常にダークなユーモアを持っていて、それが彼の映画に反映されていることがわかるよ。

20:海外の反応

この男は天才であり、本物の映画ファンだ!

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感想

アリアスター監督は、観客になんとも言えない感覚を呼び起こすようなダークで理不尽な作品で人気を博している監督。

新作『ボー・イズ・アフレイド』も2023年中には日本公開と言われていますが、まだ観られるのは先のようです。

個人的にCUREは好きな作品なので、アリ監督へのシンパシーが沸きました。もし「アリアスターの作品が好み」で、CURE未見であれば、ぜひ一度観てみてください!

引用

YouTube

6 件のコメント

  • この人の映画の不可解な不気味さが好き
    首チョンパの妹を車に乗せたまま普通に寝るとことか

  • 「砂の女」安部公房の本は読んだことあるけど、映画になってるとは知らなかった。しかも海外でも知られてるとは。

  • 昔、ちょうど同時期に上映してた、海外ホラー映画のCUBEが観たくて映画館に行ったら、間違って、邦画のCUREを観てしまったと友達が言ってたのを思い出した

  • 「CURE」昔見たが別にどうっちゅうことなかったわ。当時の中田秀夫の作品の方がよほどいい出来だったわ。

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