海外の反応アンテナ

世界的なアート「光るどろだんご」海外ファンタジー小説に登場していたと判明|海外の反応

日本の「光るどろだんご」が海外ファンタジー小説に登場?海外の反応

2001年ごろ日本中でブームを巻き起こした「光るどろだんご」に関する海外の反応をご紹介します。

土を団子状に丸めて乾かし、表面を磨き上げて作り上げる光るどろだんご。

もともとは子どもたちのための遊びのひとつでしたが、海外では「dorodango」と呼ばれ、今や日本生まれのアートのひとつとして浸透しています。

どろだんごが海外ファンタジー小説『エラゴン』に登場

そんな光るどろだんごが、世界40カ国で翻訳されたベストセラー小説、クリストファー・パオリーニ著の『エラゴン』シリーズ(2003~2011)に登場すると海外で話題になっていました。

“I never thought to see the king of the dwarves crouched on the ground, playing in the mud like a child,” Eragon said.
Orik huffed, blowing out his mustache. “And I never thought to have a dragon and a Rider staring at me while I made an Erôthknurl.”
“And what is an Erôthknurl?”
“A thardsvergûndnzmal.”
“A thardsver–?” Eragon gave up halfway through the word, unable to remember the whole of it, much less pronounce it. “And that is…?”
“Something that appears to be other than what it actually is.” Orik raised the ball of dirt. “Like this. This is a stone fashioned from earth. Or, rather, so it shall seem when I am done.”
“A stone from earth…Is it magic?”
“No, it is mine own skill. Nothing more.”

https://goodreads.com/quotes/9240583-i-never-thought-to-see-the-king-of-the-dwarves

これは、ドワーフの王が「地球の石」という意味の「Erôthknurl」を作っているシーン。ドワーフの王が地面に座り、子どものように土を丸め「これは土から作られた石だ。というか、作業が終われば、そう見えるだろう」「忍耐が必要な仕事だ」と語っています。

光るどろだんごを作る過程(YouTube)に、海外の人々は「ただの土が大理石みたいになった!」「瞑想のような作業だね」など様々な感想が投稿されていましたが、『エラゴン』ファンたちは「Erôthknurlが実在するなんて…」「本を読んで想像した通りの見た目だ」と興味津々の様子でした。

そんな光るどろだんごにまつわる海外の反応をご紹介します。

海外の反応

1:海外の反応さん

すごい…!

ただの土が、まるで大理石みたいに輝いてる。

2:海外の反応さん

とても根気のいる作業だね。瞑想に近い感じがする。

3:海外の反応さん

これは禅の一種なんだろうか?

4:海外の反応さん

>>3
これは禅や瞑想のためのアートではなくて、もともとは幼児向けの遊びだそうだ。

とても美しい仕上がりになるから、熱中してる大人もいるようだね。

5:海外の反応さん

今は、なぜどろだんごをピカピカに磨こうとしたのか、このアートを最初に始めた人にすごく興味があるよ。

6:海外の反応さん

今、あの「Erôthknurl」が日本で「どろだんご」と呼ばれていて、

実際に作れるものだと初めて知った…

7:海外の反応さん

『エラゴン』で、ドワーフがこれとまったく同じものを作る部分を読んだばかりだ…!

それが現実のアートに基づいているとはまったく知らなかった。

8:海外の反応さん

>>7
私も!!!

私は『エラゴン』が大好きなんだけど、これこそドワーフのオリクが作ったものだ!!

9:海外の反応さん

>>8
僕もこのどろだんごを見てそれを思い出した。

10:海外の反応さん

>>9
ぜひこれを作ってパオリーニにサインしてもらいたい!!

11:海外の反応さん

『エラゴン』の最終巻かどこかで、ドワーフの王が、この光るどろだんごと同じものを作るんだ。

本の中には作り方も紹介されてる。とても面白くて、本のテクニックを使って自分で作ってみたいといつも考えていたんだよ!

12:海外の反応さん

パオリーニは、きっとこの光るどろだんごからインスピレーションを受けたんだ…!

13:海外の反応さん

全然知らない間に、僕たちは日本のアートについて学んでた!

14:海外の反応さん

ちなみにエラゴンが剣を鍛える描写は、日本の刀を作る技術を参考にしているそうだよ。

15:海外の反応さん

個人的な意見なんだけど、『エラゴン』のドワーフの文化には日本の影響を感じるんだよね。

具体的に思い当たるのは、許しを請うために頭を下げる動作だ。膝をつき、両手と額を床に押し付ける。

そして彼らは「名誉」を大切にしてるんだよ。これは封建時代の日本の氏族/家に似てるところがあると思う!

16:海外の反応さん

これは本当にクールで、本で想像していたものにすごく近い!

この光るどろだんごを作るのにどれくらい時間がかかるんだろう?

17:海外の反応さん

>>16
2~3日はかかるかな。

18:海外の反応さん

10年前に挑戦したけど、僕には時間も忍耐力も足りなかったよ…

正しい方法で適切な材料選べば、かなり素晴らしい作品ができるそうだ。

19:海外の反応さん

エラゴンの本を読んだ当時、小さな光るどろだんごを作ったの。

すごく楽しくて熱中してたのをよく覚えてる。

20:海外の反応さん

うわー、ファンタジー小説のものが現実にあるなんて思いもしなかった!

source 1 2 3

関連記事

感想・まとめ

Redditには、どろだんごのコミュニティ(外部サイト)があり、現在も盛んに作品が投稿されています。

実際に『エラゴン』の作者が日本の光るどろだんごを参考にしたかどうかは定かではありませんが、ドワーフが土遊びをしているような描写を読むと、可能性はあるかもしれないですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
SNSでのシェアやコメントもお待ちしています💭

シェアやコメントよろしくお願いします!

12件のコメント

これは幼少から作品に触れてる人ほどテンション上がるやろなぁ
俺は光る泥団子とやらの存在自体今日初めて知ったが

泥団子自体は大昔からあったけど、古代日本って書かれると何か由緒正しい感じがするw
確かに床の間に置いてそうな玉【ぎょく】って感じがするw

これ系の精度の高い泥団子は実際にはいつごろからあったのかは知らないけど、こういう精密系泥団子が世間で流行ったのは20年位前だった

Reddit覗いてみたけど、すごく熱心に活動されてて感心しちゃった。良質な粘土づくり、丸める工程、失敗とか

けっこうな昔からある遊びらしいが自分が初めて知ったのは2001年のタモリ倶楽部の光る泥団子の回だったな それ以前はテレビでも聞いた事が無かった
ゲストで泥団子を研究してる大学教授が独特な良い人柄で、ホームレスみたいだといじられててすごく面白かったが後に亡くなられた話を聞いた覚えはある
ググったら京都教育大学教授の加用文男さんで当時いろいろ講演とか回ってたそうだがこの人が広めてブームにしたのかな?

研究されてる方もいるんだね
勉強になった
陶芸用とかの良質な粘土がとれるような一部の地域では昔から、これくらいピカピカのをつくってたのかも

作った泥団子をアスファルトとかの坂道で転がして誰の泥団子が壊れずに長持ちするかって競い合ってた

This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy andTerms of Service apply.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です