コンゴ民主共和国の独自の文化「サプール」。ヨウジヤマモトを着こなす彼らの姿を追った日本の写真集が海外で発見され、SNS上で話題になっていました。
概要
アフリカの西部に位置するコンゴ共和国には、サプールと呼ばれる独自の文化があります。
偉大なデザイナーの服を着たり、同じモデルで服をデザインしてもらったりして派手に着飾り、街をパレードする人々は、「Société des ambianceurs et des personnes élégantes」(雰囲気とエレガンスを求める協会)の頭文字をとり、SAPEUR(サプール)と呼ばれています。
そんな人々の中でも、日本のデザイナーズブランド、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)を愛するサプールの姿を集めた日本の写真集が、海外で反響を呼んでいました。
a Japanese photo book dedicated to Congolese sapeurs, fans of Yohji Yamamoto. https://t.co/jbn7WnRaop pic.twitter.com/9oFUVAdLAy
— sir shad (@goatloafer) May 20, 2024
この投稿者はフランスにあるヴィンテージショップでこの写真集を手に入れたとのこと。
海外からはコンゴから遠く離れた日本でこのような写真集が作られていたことに対する驚きの声や、コンゴのサプールたちがどれだけYohji Yamamotoの服を愛しているのかについてなど、様々なコメントが寄せられていました。
この本に対する海外の反応をご紹介します。
2,772円
source 1
海外の反応
1:海外の反応
日本人ほどニッチな人々はいない。どこにもね。
2:海外の反応
なんて美しい本なんだ!!
3:海外の反応
そう、コンゴには超クールなサブカルチャーがあるんだよ。
4:海外の反応
確かに彼らは日本のアニメのキャラクターみたいだものね。
5:海外の反応
この発見は正気の沙汰じゃないね!
6:海外の反応
この本はどこで手に入れたの?
7:海外の反応
>>6
私はフランスのヴィンテージショップで見つけたよ(投稿者)
8:海外の反応
本物は本物が分かるんだな。
9:海外の反応
これは超イケてる本だと思う。
あるドープなカルチャーを、別のドープなカルチャーのレンズを通して見るのはいつも面白い!
10:海外の反応
父は私が子供の頃、いつもサプールについて、そして彼らがどれだけ格好いいかについて語ってくれたものだ。
11:海外の反応
サプールの文化には「ライバル」の系統が存在するのが興味深いんだよね。
エネルギッシュなスタイルや、陰鬱なスタイル、もしくはクラシックなスタイルなどもある。
特定のスタイルに惹かれ、そのグループと付き合うようになるんだ。
12:海外の反応
>>10
サプールは1930年代、植民地支配者に対する抗議として、
あのような服装をするようになったんだよ。
13:海外の反応
私は自分の国の人々に驚かされないことはない!
コンゴから世界へ愛を贈るよ!
14:海外の反応
私はサプールたちのことが好きじゃない(私の地元で生まれたカルチャーだから、私はこれを言う権利があると思う)が、私は彼らを尊重したい。
そしてこの本はすごくかっこいいと思うよ!
15:海外の反応
ちなみに、Yohji Yamamotoの人気には、多くのコンゴ人も貢献してると思うよ。
これはとても壮大な話なんだ。
16:海外の反応
そう、コンゴの人たちは本当にYohji Yamamotoが大好きなんだ。
私が初めてヨウジの服を買ったのは13歳のときだよ。
17:海外の反応
私はY-3で2年間働いていたけど、
この本のYohji Yamamotoを着こなすサプールたちを見て、とても納得した。
なぜなら私の店は、コンゴ人のお客さんで持っていたみたいなものだったんだよ。
18:海外の反応
コンゴの人々がYohji Yamamotoに対して抱く愛情は信じられないレベルなんだ。
なぜ私が子供の頃から「Yohji」「Y-3」の名前を知っていたのか…!
だから私たちコンゴ人にもこの本が必要だと思うよ。
とにかく、サプールよ永遠に🐆🎩
19:海外の反応
日本語は読めないけど、この本を探してみるよ!
20:海外の反応
この本が必要だ!
2,750円
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感想・まとめ
学研のHPによると、なぜサプールの間でヨウジヤマモトが人気になったかというのは以下のような理由があるそうです。
彼らは一様にYohjiを愛し、栄光の制服を纏っているようだ。もはや、Yohji Yamamotoを
https://hon.gakken.jp/book/1340670700
崇拝していると言っても過言でない。この現象は、コンゴの国民的スターであった
故・パパウェンバ氏によるところが大きいという。内戦状態にある国家の、拠りどころでもあったパパウェンバ氏がYohji Yamamotoをステージ衣装として用い続けたことから、
国民たちは英雄の象徴、平和のシンボルのような意味合いも込めて、Yohjiを着るように
なったという。
日々世界には本当に様々な文化があることを思い知らされますが、日本とコンゴがファッションで繋がっていたことを知るのはいいものですね。
サムライブルーの新ユニがY3で近々お披露目らしいけど、
コンゴ代表もデザインしたら凄そうだね。
サプールって、ヨウジヤマモトだけじゃなく、色んなブランド着てるよね?
この話題はヨージヤマモトつながりはあるけど、むしろ日本どうこうではなくサプールの素敵さだよね
正直、アフリカの大都市ではなく特に地方の街や村なんかは、インフラ的にも平均所得的にも失礼ながら日本ならちょっと江戸時代と似たような水準のように思えるほど井戸の周辺で主婦が集まって情報交換したり川で洗濯したりの状況なのに、身に着けてるものはどんな原野で住んで狩猟生活してる人でも非常にこだわりのあるものがいっぱいあって凄くおしゃれ
江戸時代も町人はわざと裏地に派手な色柄をつかってチラ見せしたり、町人同士のおしゃれ対決があって競い合ってたり、(サプールも派閥があるらしいけど)今の自分が毎日選ぶのが面倒で同じような目立たない色の服ばかり着まわしてる事を考えたらずいぶんと文化的に豊かな人々だなあって思う
ヨウジヤマモト版のレアル・マドリードのユニを購入しようと思って購入出来た試しがない
今年もチェックしてたのに発売と同時に売り切れて買えなかったわ
向こうの人オシャレだな
シンボル的にも良いもので良かった
サプールやってるおっさんらって普通に貧乏寄りなんだよな
一張羅に全財産注ぎこんでるとかマジなのか
東京にいる服オタみたいだな…彼らは独身だけど
狭ーいアパート暮らしで、高ーい服着てるファッションガチ勢
アフリカ黒人ってカラフルな色でもシックな色でも、クラシックなデザインでも奇抜なデザインでも、似合うからズルいわw
黒人はスタイルがいいから何でも似合うね
こういうのは文化盗用って言われないんだな。白人の自業自得ではあるけどもw
消費してるだけの人を取材してるだけなんだから、盗用の要素なくね?
文化盗用( Cultural appropriation)は日本人が想像している物と少し違うよ。
「盗用」の言葉で勘違いされている。某国人が嘘八百並べて起源を主張してるものとは違う。
調べてみるといいよ。
サプールやたら美化されてるけど家族の生活費とか子供の教育費とかを全部服に突っ込んでる親父が多いんだよね
家族からしたら酒とかギャンブルで金溶かす親父と変わらん
これまた江戸時代の町人の放蕩息子を思い起こさせるw
全額ツッコむのはどうかと思うけど、それでも酒やギャンブルと違って服は残るからまだマシじゃね
文化レベル高いな
黒の衝撃・洋服への冒涜とも言われた服を黒人が身に纏う
黒い布と黒い肌の組み合わせは素晴らしい
黒人(と一言で言っても多様な文化があるだろうが)のこういう側面ももっと発信されるようになればいいのにな
ポリコレだなんだでピリピリするよりずっと健全だと思うし
金無い人が多いとのことだけど世界への発信手段が増えればファッションでお金稼ぐことも出来るようになるかもしれんし、そうやって文化が出来ていくのは良いことだと思う
なんか普通にカッコいい文化だな。個人的に大好き
突き抜けっぷりが実に良いよな
ただの全身ブランド厨じゃん
黒人がやってれば褒めるってweebと同じだろ
日本の成金ダサダサブランド厨と一緒にすんなよセンスが全然ちがうw
とりあえずブランド物を着てるだけのYouTuber達と比べてみろw
コメントが薄っぺらく感じる
高2病?
北野武の映画Dollsで秋の紅葉が映えるホームレスの主人公達の衣装を頼んだら
ヨウジヤマモトさんは紅葉と同じ、鮮やかな赤の衣装を持ってきて監督が参りましたと
脚本を人形劇チックに変更した話思い出した
ケンガンアシュラで見た
粋だねえ
京都の着倒れに似ている。
80年代の頃からアフリカ西部で日本のデザイナーズブランドを熱狂的に着こなす文化がありました
コムデギャルソンも人気ありました
monocoのサプールのインタビュー面白かった
サプールはただのファッションというより
生き方そのものだと。
サプール、昔話題になってたね。
見た目の派手でオシャレでクラシックな雰囲気と肌の色がマッチしてる。
まぁこういうのは日本人にとってはテキストみたいなもん
海外のいいものだけ取り入れるにはこういう視点でものを見なきゃならない
ヒップホップみたいに黒人の悪い文化まで一緒に取り入れると途端に治安が悪くなるからな
非欧米諸国の市場を重視するのは正しい。アホは欧米欧米w