概要
2021年5月に急逝した漫画家・三浦 建太郎さんが生んだ世界的人気漫画『ベルセルク』。最新巻となる42巻が29日に発売されました。
三浦さんの親友で『ホーリーランド』などで知られる漫画家・森恒二さんが作品の監修を引き継いでから、初の単行本ということで、海外からも大きな注目が集まっています。
話題になったのは、最新刊42巻の森さんによるあとがきです↓
高校時代からの友人同士で、森さんが主人公ガッツが剣「ドラゴン殺し」を振る際のポーズモデルを頼まれたり、三浦さんの生前『ベルセルク』最終回の構想などを深く話し合うなど、漫画家同士熱い友情を築いてきた二人。
圧倒的な海外人気を誇る漫画の異例の「作者交代」、そして漫画家二人の稀有な友情について、海外から多くの感動のコメントが寄せられていました。
一部翻訳してご紹介します。
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海外の反応
1:海外の反応
『ベルセルク』を最後まで体験できるのは、私たちファンにとってとても幸運なことだ
2:海外の反応
今後『ベルセルク』は異なるストーリーになっていくだろう
でもそれでもこの物語が続くことが嬉しいんだ
3:海外の反応
「違う感じがする」というファンのコメントを見かけるとまじでうんざりする
三浦が残してくれたものをファンが受け取らなくてどうするんだ
4:海外の反応
実は、三浦氏が亡くなった後、誰かが『ベルセルク』を引き継ぐという考えに対して少し疑問があったんだ
しかし、三浦と森の間の友情がどれほど強かったかを見て初めて、森以上に適切な人は正直思いつかないと思った
5:海外の反応
>>4
私も同じ!最初は森の描く物語を受け入れられるだろうか…と思った
しかし、森さんと三浦さんの友情はとても純粋で美しいものだ
私は彼らを応援したい
6:海外の反応
>>5
三浦氏自身が『ベルセルク』が未完になることを望んでいなかったそうだしね
7:海外の反応
使命を持った人が一人いるなら、それがベストな選択だ
8:海外の反応
>>7
この問題を解決するのに、どんなに優れた漫画家が手を挙げたとしてもダメだっただろう
森恒二先生を信頼していいと思う
9:海外の反応
『ベルセルク』の物語を終わらせるためだけに適当な漫画家を連れてきたということではなくて、この交代には、深い愛と敬意、そして三浦氏の夢を守りたいという気持ちが込められている
それはどんな漫画よりも美しい物語だよね
10:海外の反応
そもそも森先生自身も優れた漫画家だ
『ホーリーランド』は傑作だよ
『ベルセルク』と三浦は幸福だと思うよ
11:海外の反応
今後、もし誰かが作者が違うことで『ベルセルク』をクソ扱いし始めたら、私は激怒すると思う
親友として三浦が始めたことを最後までやり遂げようと全力を尽くしているのに
12:海外の反応
森のメッセージはあまりに謙虚だ。この物語を続けてくれて本当にありがとう
この漫画を完成させるために『ベルセルク』ファンとしてこの作品を読み続けよう
13:海外の反応
引き継いだ後のベルセルクのストーリーに追いつく必要があるな
久しぶりに読み返してみるわ
14:海外の反応
ベルセルクが今後どのような方向に進むのか興味がある…もう続きが待ちきれないよ!
15:海外の反応
>>14
先日発売された新しい章を試し読みしてみたけど素晴らしかったよ!
三浦のチームと森は素晴らしい仕事をしてる
16:海外の反応
私は物語がどのように終わるかについて楽観的に思っているよ
彼はきっとうまくやってくれる
17:海外の反応
僕もこの先、三浦にとっての森恒二みたいな親友ができたらいいのにな…
18:海外の反応
自分が残した遺産をしっかりと仕舞いたいと思ってくれる、クリエイティブで愛に満ちた友人がいるなんて
三浦は何て素晴らしい人生を過ごしたんだろう!
19:海外の反応
実際、三浦の信頼できる友人が彼の仕事を完成させるのを手伝うというのは、物語との美しい類似点だと思う
20:海外の反応
日本人ではない私たちですら、三浦と森の友情のストーリーを今目の当たりにして、こんなに感動しているんだ…!
私は彼らを信じてるよ!
▼交代後初の単行本…早く読みたい
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感想
海外ではまだ翻訳されておらず、単行本としては手に入らないようですが(フランスでは2024年夏以降の発売)新刊を心待ちにしているコメントも多いようでした。三浦先生と森先生の二人のエピソードを読むと心温まるものばかりで、まさに漫画のような熱い友情を感じ、同時にさみしさを覚えます…物語の終結まで、ファンとして追い続けたいと思います。
自分は(おそらく他の多くの人も)三浦先生の訃報の直後から作品制作を引き継ぐとしたらこういう風になるだろうと予想していた
絵のタッチに変化有るのは確かだけども、三浦先生にしても連載当初の絵柄とは変化していた。
だから変化云々は些末な事に過ぎない思ってる
今後、スタッフが経験を積み重ねて描いていけば良い
ゼロの使い魔も最終巻かその一巻前に作者が亡くなって、別の作家さんが完結させていたな
やっぱり違和感は多少あったけど、それでも物語が終わりを迎えたことの方が嬉しかった
ベルセルクも作者が完結を望んでいたなら、今の形の連載が一番良いと思う
漫画が重要であって漫画家なんて出版社や編集者の奴隷に過ぎない。漫画家の代わりはいくらでもある。本当の作者は漫画家ではなくて漫画編集者なんだから。
作品の理解度、実力、画風といった条件をプロ漫画家なら誰でも達成できると思っているお花畑。
結局漫画家がいなければ何もできないと自分で言ってるじゃないか。阿呆め。
でも、漫画家やアニメーターの代わりはいくらでもいるってネットでアニオタが言ってるよ。給与や環境改善してほしいと訴えたアニメーターはそれでネット民からパヨクだの反日扱いされた。かくいう自分がその本人だよ。
上位1%以外の99%のアニメーターに代わりがいるのは事実だろw
お前らがいくらでも代わりいるからって漫画家を巻き込むなよ
ちょっと前まではそれですべて当たりだった。
アニメーターは未だにそうだけれど、漫画家の方はちょっと変わってきた感じ。
編集者が考えたストーリーを漫画にするのが漫画家…という束縛から逃れた名作が出てきたためと、多分SNSの存在が理由だと思う。
それでも編集者の作ったストーリーをそのまま漫画にしたがる出版社があるので、そういう昔の風潮に一所懸命もどそうとしているところがあるのも事実。
アニメーターの制作環境・給料・福祉構成なんとかなればいいよね。
自分もアニメーター志望だったからとりまく環境は知っている。
はぐらかすな。編集者の言う通りに描けば名作になるということに異を唱えてるんだぞ。
そもそも漫画の話にアニメーターがしたり顔で出て来るのか。しかも頼りはネットの伝聞とは、アニメーターというのもちょっと疑わしいぞ。
薄給なのは同情するよ。
漫画編集が作品に深く絡んでるケースも有れば漫画家が全体的に主導しているケースも有るでしょ
重要なのは制作か編集のどちらかだけ、なんて何時決まったの?
高校生の時からお互いに漫画を見せ合ってた仲なんだってな
そのふたりがどっちも売れっ子漫画家になってる時点ですげえわ
あーマジで俺の命と引き換えに三浦先生生き返らないかなぁ
自分が読めないのは残念だけど完結ベルセルクをこの世に残してほしかった
人類が生存しているなら1000年後の子供達が2000年代の神漫画ベルセルクと熱く語っていただろうに
未完ってだけでこれから先読まれない可能性があるからな
三浦先生、よき友を持ったな
自分は森氏自身の作品の方が好きだから、複雑な気持ち…
独特の人生観は、他には見られないものがあるから、自分の作品も作り続けて欲しい