インド日刊紙「The Hindu」に『葬送のフリーレン』の記事が掲載
インドの日刊紙The Hinduでアニメ『葬送のフリーレン』にまつわるコラム記事が掲載され、作品に対する評価が話題になっています。この記事では、この記事に対する海外の反応をご紹介します。
『葬送のフリーレン』はファンタジーの未来
The Hinduの記事のタイトルは
Why the new anime ‘Frieren: Beyond Journey’s End’ is the future of fantasy
(なぜ新作アニメ「葬送のフリーレン」はファンタジーの未来なのか)
この作品は、ファンタジージャンルの転換点であり、偉大なハイ・ファンタジーに挑戦する作品だと評価されています。
Indian Newspaper 'The Hindu' had an Editorial on "Frieren: Beyond Journey's End" in yesterday's edition. pic.twitter.com/4ad0jD2k2K
— Anime News And Facts (@AniNewsAndFacts) April 6, 2024
ファンタジーとしての「革新性」とは?
記事では『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』『ハリーポッター』などの偉大なファンタジーの名作と比較しながら、『葬送のフリーレン』のストーリーの持つ革新性について論じています。
内容の要約はこちら
・『葬送のフリーレン』は、過去の重さと自分の選択に向き合う主人公を描いた作品
・不老不死のエルフを人間離れした存在として描くのではなく、不老不死の人物の心理について深く掘り下げた
・エルフが寿命のある仲間との絆を築きながら、喪失の痛みや、親密な時間の尊さを経験し「不死は呪いではなくむしろ祝福である」というテーマに挑戦している
・キャラクター同士の静かな交流に焦点を当て、旅を通して人生の儚さと一瞬一瞬を大切にすることの重要性を視聴者に思い起こさせた
・登場人物の弱さや不完全さを受け入れ、力の誇示ではなく抑制を強調することで、伝統的なファンタジー作品の「力についての価値観」を覆した
・偉大な作家たちが築き上げたハイ・ファンタジーの型を破り、挑戦する作品だと言える
The Hinduは毎日100万部以上発行され、インドで530万人の読者を抱える(「インド読者調査(IRS)」2018年の調査による)インドの権威ある英字新聞のひとつとして知られています。
この記事については、インドの新聞が日本のポップカルチャーにまつわる記事を掲載したことに対する驚きの声や、『葬送のフリーレン』とファンタジーの名作との比較にまつわるコメントなどが寄せられていました。
ここからは『葬送のフリーレン』にまつわる評価に対する、海外の反応をご紹介します。
海外の反応
1:海外の反応
これは『葬送のフリーレン』への素晴らしい賛辞だね。
2:海外の反応
「The hindu」は公務員試験対策で読むような新聞なんだよ。すばらしい。
3:海外の反応
この葬送のフリーレンの記事を見たとき、「なんてこった!僕たちのインドの新聞編集者も少しはセンスがあったんだ」と思った!w
4:海外の反応
インドではフリーレンのような日本のアニメはずっと人気がなくて、少年漫画系のアニメが人気を博してきたからなぁ。
5:海外の反応
2015年くらいには、インドには日本のアニメのファンすらいなかった。
6:海外の反応
>>5
嘘はやめてくれ。ポケモン、ドラゴンボールZ、ベイブレードは90年代後半からずっと人気があった。
ただ、当時はインドの新聞に日本のアニメの記事が載るなんて想像もしてなかったけどな。
7:海外の反応
>>6
ドラゴンボールは私の子ども時代に本当に人気だった。
ただ、当時は数チャンネルしか放映してなかったし、CrunchyrollやFunimationのようなサービスは都会しか見れなかったんだよね。
8:海外の反応
『葬送のフリーレン』はファンタジー好きなら絶対に見るべきアニメだよね。
9:海外の反応
バトルもの以外で『葬送のフリーレン』ほど日本以外の国でも人気があって、愛されているアニメはほとんどないと思うよ。
10:海外の反応
>>9
『王様ランキング』と『ヴィンランド・サガ』くらいかな。
『葬送のフリーレン』は一般的なアニメのファンタジーとはまた違った体験ができる。この作品が人気になって評価されることで、こういう作品がさらに注目されるといいんだけど。
11:海外の反応
フリーレンはファンタジー・ジャンルに新しい風を吹き込んだ。
12:海外の反応
面白い評価だけど、唯一の不満はフリーレンが『指輪物語』や『ナルニア国物語』、『ハリー・ポッター』などの偉大な作品と肩を並べて評価するのは少し早すぎるってことかな…
13:海外の反応さん
>>12
同意するよ。
葬送のフリーレンは大好きな作品だけど、まだ半分も完成していないときに、公平に比較するのは難しいんじゃないかと思う。
14:海外の反応さん
>>13
『ロード・オブ・ザ・リング』は、あらゆる点でフリーレンの基礎を作った作品だ。それと比べて評価することはできない。
15:海外の反応さん
個人的には、フリーレンは『ゲーム・オブ・スローンズ』以来一番好きなファンタジーだけどね。『ハリー・ポッター』も余裕で超えてる。
16:海外の反応さん
個人的に、フリーレンはハイ・ファンタジーの革新的な解釈ではなく、ルーツへの回帰だと評価してる。
映画の『ロード・オブ・ザ・リング』では、原作『指輪物語』の文学的で静かな描写が軽視されていたし、それ以降の作品も物語の戦いや権謀術数に焦点を当てる作品が続いたからね。
『葬送のフリーレン』は、そのバランスを再調整してくれた作品だと思う。
17:海外の反応さん
>>16
確かに、世界では多くの人がアニメにアクションを求めてる。
でもフリーレンはこの10年で最も地に足の着いた、スローな展開が素晴らしい作品だ。それゆえに、アクションの激しさが素晴らしく感じるんだけどな。
18:海外の反応さん
>>16
私が感じた大きな違いは、「優しさ」についてのメッセージかな。葬送のフリーレンでは、ヒーローとは世界を救う人だけでなく、仲間に温かさを配る人でもあった。
2005年当時、私たちはそれを楽しむ準備ができてなかったのかもしれないね。
115円~
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感想・まとめ
偉大なファンタジー作品と並べるなんて、と厳しい声も聞かれましたが、この視点はとても面白いと感じました!
海外では日本映画に対して「Slice of life(ありふれた日常を描く)だ」と評価する声もよく見かけます。葬送のフリーレンをきっかけに、そんな穏やかで人生を切り取ったような日本の作品も、今後注目されることを祈っています。
かぐや様3期もかの国の人たちからの俺レべ製作決定ご祝儀投票で最終話でハガレン超えたという噂が海外で流れたが、3大アワードでラブコメ部門以外無視されたことで、事実だと判明したし、葬送のフリーレンは、10話以降ずっとMAL9超えだったから、文句なしの歴代1位
流石、ぼっち・ざ・ろっく!の監督だけはあるな
逆に海外のアニメ評価ランキング大手ブログで週によっては、フリーレンや薬屋を超えた人気だった俺レべは一気に怪しくなり、過大評価と言われるようになったが、国内外売り上げ爆死で工作を証明したな
日本にいるかの国の連中と俺レべのファンは、それでフリーレンと薬屋はステマとか決めつけて騒いでいる
どう考えてもフリーレンや薬屋の方が面白かったし、ステマではないだろうに
どうでもいいよ、そんなの。面白い作品ならば後々も自然と語り継がれるものだし。
ここではフリーレンの話しよ。
中国系の人が薬屋のステマに関わってる事を疑われてるのが嫌なんだね
俺レベは特定のサイトでしか上位にいなかったから、偏ってるんだと思う
特定のサイトでしか上位にいなかった時点で工作なんだよなあ
ただの偏りではない
しかも、売り上げでも証明してしまった
U速でも俺レべの実態が暴かれたスレで馬鹿にされていましたとさ
海外で大人気だと絶賛された「俺だけレベルアップな件」、日本国内外で売上が大爆死する結果に終わった模様
西洋の指輪物語、ナルニア国物語、オズの魔法使い、ゲド戦記、永遠のチャンピオン等のファンタジーの影響を受け、それまで朝日ソノラマ文庫のジュナイブルや少年漫画雑誌で蓄積していた冒険心やコメディと結実して、スニーカー文庫のロードス島戦記と富士見ファンタジア文庫のスレイヤーズやオーフェンでラノベとして開花した後、ロードス島戦記TV版の失敗で急速に萎んで、もう1つの流れの菊地秀行系と少年漫画のバトルものの融合による電撃文庫の近未来、現代異能バトルものに取って代わられ、キノの旅や狼と香辛料で細々と繋いでいた流れが、隙間産業を標榜するより人間の欲や願望に忠実ななろうで再び開花し、少年漫画に還元されることで発展した感じの作品が、フリーレン
そこにはロードス島から受け継がれたディードリッドのエルフのイメージやスレイヤーズやオーフェン達が旅で繰り広げた何気ない日常生活の笑える会話の影響も確かにある
×ディードリッド
〇ディードリット
山本弘さんの御冥福を祈ろうか。
え、ナルニア国って「偉大なファンタジーの名作」だったの?
強いライオンが勝つべくして勝つ様子を、
ゲストの子供達が回りで見ていただけの話じゃなかったっけ
指輪物語の作者トールキンはファンタジー作品に宗教色を入れるのをひどく嫌っていた。だから指輪物語には宗教的な要素はほとんどない。
それに疑問を感じたトールキンの友人のルイスが、あえてキリスト教的世界観を使って書いた作品がナルニア国物語だ。ナルニアはいずれ最後の審判によって世界は滅び、そのあとに「真の世界」が始まるという旧約聖書のようなストーリーになってる。
こういう事情もあって、ナルニア国物語は指輪物語とはまた別のファンタジー観を代表する作品として名作に列せられてるよ。
あれはナルニアシリーズの1つのエピソードに過ぎないんだよなぁ
いつも見終わってしんみりしてたけど、ハンター試験みたいのが始まるとワクワクした。
で最後もまたしんみり良い感じ。
やっぱバランスの良さは大事。
物語は分析するとつまらなくなる
ロードトリップ作品に新たな風を
そんな記事じゃつまらないからね
漫画やラノベ原作のアニメ化つまりメディアミックスはもうたくさん。芦原先生の悲劇を繰り返してほしくない(涙)
世界そのものは名作ファンタジー作品よりも、RPGからの直接的な引用があると思う
読者がほしい情景を形にしてくれる、些細なことを大事に紡いでくれるのが好き
ヒンドゥは土着信仰のごった煮だけあって、割と愉快なイメージ。日本との親和性はイスラムやキリストより高い感じ。
カーストはダメだが。
インド哲学的に何か刺激されたってことかな。
しんみり系のインド映画ってこんな感じだよね。
なんつうか、悲しみにも終わりが来る、
今を良く生きれば未来は可能性に満ちている 的なさ。
ロードオブザリングと肩を並べようと思ったら、50年後でも世界中の人に記憶してもらってる作品にならないとね
作品自体の良し悪しと、世界中で読まれてることは少し違うのでどうかな
英語で書かれてるというアドバンテージもあるし、作者は世界一強力な支持グループのWASPからもカトリック系ヨーロッパ人からも後ろ盾があること、オックスフォードの組織的な威光が作者を後押ししてる事、イギリスの国家的な英語の研究者として最も権威がある英文学者であること
指輪物語は色々と作者を支えてる母体が大きすぎるんよ
純粋に作品だけで評価できないほどに
フリーレン、物語の始まり方が変則的なだけで以降は結構オーソドックスな冒険譚じゃね?
ロード・オブ・ザ・リングとフリーレンを比べたら
プロットのおいても演出においてもフリーレンのほうが上だと思う
並ぶとかいうレベルじゃない