外国人「五条はやっぱり最強だった！」呪術廻戦の【掌印】が海外で話題に「ジェスチャーにそんな意味が…」

概要

芥見下々『呪術廻戦』のキャラクターが技を使用する際に結ぶ「掌印」が海外で話題になっています。

きっかけとなったのが、アニメ『呪術廻戦』渋谷事変編のオープニングムービー後半、各キャラクターの掌印が次々花が咲くように現れるシーン（1：07～）です。

▼掌印は1：07辺りから

OPムービーでは、両面宿儺の「伏魔御厨子」から始まり、真人や漏瑚、伏黒、そして五条…と渋谷事変のカギを握るキャラクターの手と印が現れます。

この掌印について、海外の方からRedditにて次のような質問が投稿されていました。

誰かが術式や領域展開をする時のハンドサインには何か意味があるのかと疑問に思っていました。

たとえば漏瑚の蓋棺鉄囲山は、底の親指がマグマまたは火山の「棺」のようだし、火山に似ている気がする。

五条の無量空処は、無限大（∞）の記号を表している…？

それなら、恵や宿儺は？

皆さんは、ハンドサインに隠された意味についてどう思いますか？

この疑問をはじめとして『呪術廻戦』の掌印について、海外から様々なコメントが寄せられていました。一部を翻訳してご紹介します。

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海外の反応

１：海外の反応

今私たちが見てる領域展開や術式のジェスチャーのほとんどは、仏教で使用されている伝統的なハンドサイン（印相）らしい。

これらはすべて異なる概念を表してるそうだ。

※印相：仏・菩薩などの覚りの内容や誓願などを、手や指を用いて具象化すること。またそれを具象化した形のこと。Ⓢmudrā。阿弥陀仏の九品の印相のように仏像が結ぶ場合もあれば、人が結ぶ場合もある。また仏像の顔つきを印相と呼ぶこともある。（jodoshuzensho.jp）

２：海外の反応

>>とても面白い事実だ！

仏教にこんなにハンドサインがあることすら知らなかった…

３：海外の反応

そして呪術廻戦のハンドサインは、仏教やヒンドゥー教などの宗教の仏や神たちと相関関係にある。

五条のサイン＝帝釈天（インドラ/最強の神）
宿儺のサイン＝閻魔（‎ヤマ/地獄の王）
漏瑚のサイン＝大黒天（シヴァ/破壊神）など

真人は2つのサインを持ってるけど、この1つは弥勒菩薩（五六億七千万年後に人々を救済する未来仏）、もう1つは孔雀明王（人の暗い感情を食らう仏）という説があるようだ。

４：海外の反応

>>そんな意味があったなんて…まさにそれぞれのキャラクターにぴったりだな。

そしてやっぱり五条は最強だった。

※帝釈天：バラモン教の聖典『リグ・ヴェーダ』に登場する、勇猛な武勇神として活躍するインドラ（ⓈIndra）神。後に仏教に取り入れられ、守護神として崇められるようになった。雷を人格化した神とされ、梵天とともに天（神々）のなかでは最高の存在とされる。（中略）阿修羅と争い、降伏させる話はよく知られている。手には金剛杵こんごうしょを持ち、甲冑を身につけており、三本の牙を持つ白象に乗るものもある。柴又帝釈天（題経寺）が有名。（http://jodoshuzensho.jp）

５：海外の反応

>>素晴らしい情報だ！

真人の二面性についても考えさせられる。

６：海外の反応

少し前にその情報を知ったけど、芥見下々が彼らにどれほど多くの情報を忍ばせていたのか、本当に感動したよ。

７：海外の反応

呪術廻戦のキャラクターは、ここまでディテールにこだわって描かれてるんだな。

８：海外の反応

私の周りの呪術廻戦ファンとも、こういう知識について話せたらな。

そうすればもっと深くこの作品を楽しめるのに！

９：海外の反応

>>確かに。掘れば掘るほど楽しい仕掛けがあるからな。

１０：海外の反応

めちゃくちゃ面白い！！！

仏教についてもっと知りたくなってきたわ。