日本の津軽三味線の魅力を紹介するビデオが海外で話題に!
「ブルースギタリストが日本の音楽に出会った」というYouTube動画が話題になっていたのでご紹介します。
津軽三味線とは、撥(バチ)を叩きつけるように弾く、力強い奏法が特徴的な伝統的な楽器。普段はブルースやジャズなどを演奏しているギタリストsamuraiguitaristさんが、三味線奏者のKyle Abbottさんに三味線の基本を教わります。
動画を要約したものはこちら↓
✅津軽三味線の歴史について
古くは1850年代に視覚障害者たちの芸として行われていたもの。1960年代に民謡ブームが起こり、(当時流行していた)サーフ・ミュージックの影響を受けながら「津軽三味線」というジャンルが生まれた。
✅三味線の構造
胴と棹、糸巻き、糸(絹糸とテトロンを組み合わせる)、音緒(ねお)、駒(こま)などの説明
✅三味線の奏法
撥(バチ)の持ち方と演奏方法(「自分の腹の中を打つように」)
✅「こきりこ節」の練習
楽譜を見るのではなくお手本の音をそのまま出して練習する。三味線は歌手の音程に合わせて演奏するため。
✅まとめ
「日本にルーツを持ちながら黒人音楽を聴いて育った私、そして日本の三味線に造詣の深いヨーロッパ人の彼との、とても興味深い文化の分かち合いだった。」
特に注目を集めていたのは、動画の冒頭で披露された、ギターと三味線によるブルース。
「三味線はブルースにも合うのか!」「この楽器はポテンシャルがすごい」など、三味線の楽器としての柔軟さを称賛するコメントが寄せられていました。
この動画に寄せられた海外の反応をご紹介します。
source 1
海外の反応
1:海外の反応さん
三味線はとてもクールな楽器だね。 いつか試してみなくちゃ。
2:海外の反応さん
異文化の楽器について知るのは大好きだ。
3:海外の反応さん
このビデオの冒頭の演奏は嬉しかった。アコースティック・ギターと三味線の共演は初めて聴いたよ!
北米の弦楽器とは違って、弦のビビりを利用した音楽も面白いね。
4:海外の反応さん
彼が楽器を弾き始めて、そのままスライド・ブルースの曲を演奏したのがよかった。
5:海外の反応さん
>>4
でも実際、三味線の音はすごく格好良かったよね!
6:海外の反応さん
>>4
技術的には、三味線を3弦ギターとしてチューニングすれば、ブルースを裂くこともできる。いい楽器だ。
7:海外の反応さん
私もしばらく三味線を弾いていたけど、近所迷惑になるのが怖くてやめちゃったよ。
8:海外の反応さん
三味線は、まるでスワンプ・ブルースのようなサウンドに聞こえる。信じられない!
スワンプブルースは、1950年代にルイジアナ州南西部の黒人コミュニティで開発されたルイジアナブルースの一種
https://en.wikipedia.org/wiki/Swamp_blues
9:海外の反応さん
三味線の音が好きだ!三味線の構造や音色はバンジョーのようだ。だからなぜか懐かしい感覚がある。
10:海外の反応さん
ビデオの中で「腹の中を打つように弾く」と聞いて思い出した。
日本語では、ドラム(太鼓)のスティックも「バチ」と呼ばれてるんだ。 “叩くもの”という意味があるそうだ。
11:海外の反応さん
最初それ(バチ)を見たとき、アイススクレーパーかと思ってしまった…!
12:海外の反応さん
三味線がずっと欲しいと思ってるんだ。チューニングを変えれば、西洋音楽も演奏できると聞いたし。
YouTubeで、本当にクールな三味線のブルーグラス・フュージョンを見たこともある!
13:海外の反応さん
ブルース・オン・ア・シャミセン、なんてコンセプトだろう!
14:海外の反応さん
>>13
日本には、三味線によるファンク・チューンが何曲かあるんだ。ブルースも簡単に見つかるかもしれない。
15:海外の反応さん
とてもクールなビデオだ。 三味線は、どこかシタールや伽耶琴を思い出させるね。
鼻にかかったような、シガーボックスギターのような音も好きだ。 もっと聞きたくなった!
海外「日本発祥なの!?」日本の楽器がルーツのインドの弦楽器『バンジョー』が独自の進化を遂げていると話題に
16:海外の反応さん
和楽器バンドのおかげで、三味線については数年前から知っていたんだ!
でも、サーフ・ミュージックと三味線の関わりなんて知らなかった!日本では、異文化のミックスが、魅力的な音楽を作ってるんだね。
17:海外の反応さん
音楽と文化の混ざりあう美しさを感じた。
18:海外の反応さん
三味線奏者をテーマにした「ましろのおと(英題:Those snow white notes)」という、とても過小評価されているアニメがある!
19:海外の反応さん
私は日本の黒澤明監督の映画を何百時間も見て育ったから、洗脳されているのかもしれないけど、
三味線の音を聞くと、エンニオ・モリコーネの音楽を思い出すよ。この2つのスタイルの融合を聴いてみたい!
20:海外の反応さん
自分の声の高さに合わせてチューニングして、おじいちゃんが教えてくれるように、聞いたものをそのまま覚える。そして演奏しながら、スパイスを加えていく…
こういう楽器や音楽を知ると、自分の音楽に対する考えが解きほぐされたような気がするよ。
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感想・まとめ
津軽三味線とサーフ・ギターの関係については初耳でした!以前、ギタリストのマーティン・フリーマンさんの「日本の音楽のトップチャートの曲に今も「ギター」の音が使われているのは、日本人が三味線に慣れ親しんでいるからではないか」という話もありましたが、意外な異文化からの影響について考えるのも楽しいですね。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
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猫の皮を喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
三味線ってこんなすぐ弾けるものなの?
弦楽器だから弦楽器をかなりひける人はさわり程度ならできるんじゃない?
極めるのは誰でも難しいけど
外国人が考えていることは、仕切人のスキゾーが40年前に劇中で試みて、三味線屋の勇次にとんでもない奴だと叱られている
三味線でファンクミュージック的のと言えば、昔懐かしいゲームの「謎の村雨城」を思い出す。フジテレビ「月曜ドラマランド」で実写化した記憶がある。
初めて触ってしっかりブルースになってるの凄いな
三味線は吉田兄弟と上妻宏光とRin’と和楽器バンドくらいしか知らないけど大好きだ
サーフミュージック云々てマジなん?