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「人生の真理!」黒澤明が語った『仕事論』に外国人が涙|海外の反応

世界的映画監督・脚本家の黒澤明さんが脚本の執筆について語ったある映像に、海外から感銘の声が寄せられていました。彼の言葉に対する海外の反応を紹介します。

「頂上を見るな、足元を見て歩け」黒澤明監督の言葉が海外で話題に

日本の偉大な映画監督のひとり、黒澤明さん(1910年3月23日 – 1998年9月6日)。

『羅生門』『七人の侍』などで世界的に評価され、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシなど、数多くの映画監督に影響を与え続けている世界の映画界の巨匠の一人です。

そんな黒澤明さんの映画の脚本執筆について語る映像が、現在海外で話題になっています。

文字おこししたものがこちら↓()は筆者加筆


山へ登るときに一番先に言われるのは、頂上を見るな、足元を見て歩けというんです。

一歩ずつこつこつ上がっていくうちに上へ行くんですね。上を見ていたらくたびれちゃう。

(脚本を書くことも)それと同じじゃないかしらね。

書くためにはそれに慣れることだし、苦痛ではなく習い性(※習慣)になるように努力しなきゃなんない。

この映像は大島渚監督との貴重な対談映像から、黒澤監督が自らの脚本業を語る部分を切り取ったもの。この映像に海外からは「これは人生の真理だ」「勇気をもらった」と感動・共感するコメントが多数寄せられています。

この黒澤明さんの言葉について、海外の反応をご紹介します。

引用元 1

海外の反応

1:海外の反応

黒澤さん、ありがとう。正直、今このアドバイスが必要だった。

2:海外の反応

これは素晴らしい言葉だね。一歩ずつ、そして先を見すぎないようにか。

3:海外の反応

僕は映画の天才・黒澤明の職人的なところが大好きなんだ。

4:海外の反応

黒澤明は世界が誇る偉人の一人であり、私が最も好きな人物の一人だ。彼がどれほど天才的だったかを知ると、この言葉の重みが分かる。

5:海外の反応

既存の映画の型を破った巨匠・黒澤明の考え方には脱帽だよ。振り返ってみたら、彼はただ目の前のことに集中していただけだって言うのか…。

6:海外の反応

黒澤は史上最高の映画監督だと思う。彼は本当に世界中のあらゆる映画人に影響を与えてきたんだ…

7:海外の反応

黒澤先生の言葉ひとつひとつを、彼の映画を見るのと同じくらい夢中で追ってしまったよ!そして、彼の映画を見た後と同じくらい豊かな気持ちになった。

8:海外の反応

なんて格好いい人なんだろう。さながらイタリアの老賢者みたいだな。

9:海外の反応

黒澤明は映画界で最高のマエストロだ。当時から彼は違う次元にいたと思う。

優れた頭脳を持つ偉大な人物なのに…本当に謙虚な人だ。

10:海外の反応

このアドバイスをブックマークした。圧倒されそうになったときはこの映像を何度も見返そうと思うよ。

余談だけど、マクベスを能楽風に脚色した黒澤監督の『蜘蛛巣城』は私の人生の一本だよ!

11:海外の反応

これは賢者による偉大な知恵だな。

12:海外の反応

山頂が素晴らしいゴールだとしても、山頂を見つめ続けることは最良の方法ではないってことか。

13:海外の反応

ヒマラヤなどの険しい山では、そうやって自分の足だけを見て気持ちを保つんだ。

14:海外の反応

このアドバイスは、脚本業だけじゃなく、私たちの人生のあらゆる局面に当てはまると思うな。

15:海外の反応

これは、何かを学ぼうとする人への素晴らしいアドバイスだね。

「自分の望む場所への旅を楽しみなさい。一度しかないのだから。」と言われているような気さえする。

16:海外の反応

目の前だけを見る。どれだけ気になっても、よそ見はするべきじゃない。

17:海外の反応

「苦痛ではなく、習慣になるように努力をしなければならない」

これはまったくの真理だ。

18:海外の反応

この言葉は私の生き方そのものだ。勉強でも仕事でも、まずは目の前のひとつひとつに集中しなくちゃいけないんだよね。

19:海外の反応

僕はこの黒澤明の映像を毎日見る必要がありそうだ!

くじけそうになった時は、いつもこの言葉を思い出すようにするよ。

20:海外の反応

この世の全ての人に対する黒澤明からの贈り物「目の前のことを続けなさい」

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感想

今も、世界中の映画ファンからの尊敬が止まない黒澤監督。含蓄のある言葉に、海外の方も勇気づけられたようです。

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18件のコメント

世の中にはゴールを見つけられずに歩いてる人が大量にいる
その人たちは歩くことにつかれて止まってしまう
目標を持てる人生ってだけで勝ち組だよ

目標と言わないまでも趣味を持つことすらままならん
本当に興味を持たないとそもそも続かんし
旅行、スポーツ、習い事色々あるはずなのに
楽しめる趣味を持ってる人が羨ましいわ

調べたら東京出身なんですね。
なんか最近は標準語でない東京弁あまり聞かないから…

この対談で意外だったのは大島渚がアベルガンスの「鉄路の白薔薇」(1923)を知っていて黒澤の話しを補足してたこと。作風からしてサイレントの古典映画なんて興味なさそうだけど昔の映画人ってやっぱ基本は押さえてたんだなと思った

あと田坂具隆が検閲に厳しくて小津安二郎が黒澤を援護してくれた話しも印象的だった。

そうそう、上を見ずに下を見て暮せば嫉妬心で左翼化なんてしないんだよ底辺諸君。

黒澤明は坂本九が嫌いだったのか?w坂本九の「上を向いて歩こう」に反する言いぐさだな

すごいな。
上を向いて歩こうの歌詞の良さと、黒沢監督の言葉の深み。
どちらも何もわかっちゃいないのに二つを並べて草生やしてる。
これほど、「違う、そうじゃない。」なコメントは珍しい。

黒沢監督「九ちゃん いきなり十を目指しちゃいけねぇよ
まず足元の一を見てすすまなきゃ 首が疲れちゃうからね」

才能の無い一般人向けにはそうかもしれないが
でも大谷クラスになるには子供の頃から老後まで見据える必要があるんでしょ?

大谷だって同じだよ、何も変わらない。
大きな夢、メジャーでの成功という大きな山に登ろうとして、まずは毎日の基礎練習という一歩を積み重ねて、今の成功に繋げたんだ。
黒沢監督も言ってるじゃないか、「山を登るとき」って。
登ること自体は全然否定してない。
大きな目標を叶えるなら、まずは足元の一歩を積み重ねようねってことよ。
大谷も一緒だよ。

一般人より目標は高くてもやるべきことは一緒だと思うよ
大谷の毎日の睡眠を何よりも大切にするなんて体が資本のアスリートとしては
まさに黒澤の言う足元を見て一歩一歩と重なる

養老孟司も似たようなこと言ってたな
好きな事の通過点に苦手な事があれば努力で好きになれると

同じようなことをガキの頃に大人に言われた気がするけど全然気にしなかった。
今改めて思うと本当に真理だと思う。
先を見て効率考えて今やることの価値を考えてる時間が本当に無駄だし無意味。

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