アメリカの西部劇と日本映画との関係性が海外で話題に!
X(旧Twitter)に「日本人は西部開拓時代に憧れてるようだ」というコメントと共に投稿された日本の動画が500回近く再生されるなど、海外で話題になっています。
※音量注意※
The Japanese yearn for the Wild West https://t.co/r2RwErndsx pic.twitter.com/A4fTV0ypC8
— ShitpostGateway (@ShitpostGate) March 16, 2024
たびたび海外のSNSで話題になっているこの動画は、2020年に千葉のNo.9リドリーで開催された「西部劇ごっこ2020」というイベントでの一幕とのことです。
西部劇と日本の関係
西部劇とは、アメリカ合衆国の西部開拓時代(19世紀後半)の「フロンティア」と呼ばれる未開拓地を舞台にした映画やドラマ、小説などの作品のこと。
日本では戦前から西部劇が人気があり、1950年代には「ウエスタンブーム」が起こるなど、子どもから大人まで多くの人を魅了したという歴史があります。
そんなアメリカの文化を楽しんでいる日本人の姿に、海外からは「素晴らしい光景だ」と好意的な声が寄せられています。
また、日米の映画作品が互いに影響を与え合ってきた歴史について指摘するコメントも登場し、興味深い意見が盛んに交換されていました。
それでは、この動画に寄せられた海外の反応をご紹介します!
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海外の反応
1:海外の反応さん
カウボーイや西部劇がこんなに日本で愛されてるとは知らなかった!
2:海外の反応さん
くそ…使用人にホルスターを持たせている人物が最高すぎる…!!
彼はレベルが違うね!
3:海外の反応さん
「撃たれる」側の男性の一人が帽子を飛ばしていたのが気に入った。
素晴らしい演出に脱帽だよw
4:海外の反応さん
私はこの光景のすべてが好きだ。
アメリカ人として、これは今でも信じられないほどうれしい。
5:海外の反応さん
アメリカ人として、彼らが僕らの文化を心から楽しんでいるのを見るのは、純粋に素晴らしいことだと思う。
僕も日本が大好きだよ!
6:海外の反応さん
西部劇への熱意を持っている人は、誰でも仲間だ。
7:海外の反応さん
日本人は何でもうまくやるよね。
8:海外の反応さん
まぁ、アメリカのブランドの商品のタグを見て、”Made in Japan “と書かれていることほどアメリカらしいことはないからねw
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9:海外の反応さん
西洋人はサムライやニンジャに憧れて、日本人はカウボーイに憧れている。
お互いの文化に惚れ込んでいるところが良いね。
10:海外の反応さん
もしも『ウエストワールド』が現実にあったなら、きっとウエストワールドのお客は日本人だらけで、ショーグンワールドはアメリカ人だらけになっているはず。
11:海外の反応さん
現に、今アメリカ人は『SHOGUN』に夢中なわけだし。
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12:海外の反応さん
それにしても、サムライとガンマンの美学はとてもうまく調和してるよね。
13:海外の反応さん
サムライとカウボーイ・ガンマンは生き別れになった双子みたいな存在だよね。
でももしかしたら三つ子だったかも(騎士も忘れないでくれよな!)
おそらくこれらの作品には、人間が惹きつけられる物語の型があるんだろう。人間のDNAに刻み込まれたものなんだろうか?
14:海外の反応さん
個人的には、当時の日本のサムライ映画とアメリカの西部劇はほとんど同じジャンルだと思ってる。
15:海外の反応さん
これこそが、日本のサムライ映画がアメリカの西部劇に影響を与えた理由だよ。
16:海外の反応さん
>>15
そのコメントを待ってた!
17:海外の反応さん
きっと誰かが西部劇とサムライ物語の関係性を指摘してくれてるよね?
黒澤明監督の『七人の侍』が、『荒野の七人』や『マグニフィセント・セブン』を生んだ、などなど。
『荒野の七人』(こうやのしちにん、The Magnificent Seven)は、1960年のアメリカ合衆国の西部劇映画。監督はジョン・スタージェス、出演はユル・ブリンナーとスティーブ・マックイーンなど。黒澤明監督の日本映画『七人の侍』(1954年)の舞台を西部開拓時代のメキシコに移して描いたリメイク映画である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E9%87%8E%E3%81%AE%E4%B8%83%E4%BA%BA
18:海外の反応さん
西部劇だけじゃない。アメリカ映画監督の中には黒澤明に直接影響を受けてるものもとても多い。
最も有名なのは、スター・ウォーズのいくつかのシーンを黒澤映画から引用した、ジョージ・ルーカスかもしれない。
日本映画の功績は素晴らしいよ。
19:海外の反応さん
>>18
すごい歴史だよね。ちなみに黒澤明自身も子どもの頃、古い西部劇映画にインスピレーションを受けていたと読んだことがあるよ。
彼がいなければ、アメリカ人の「聖書」のひとつ『スター・ウォーズ』は存在しなかった。
黒澤は、おそらく史上最も影響力を持った映画監督だと信じてる。
20:海外の反応さん
面白い!共有してくれてありがとう。
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感想・まとめ
西部劇と黒澤映画、そして黒澤映画とスターウォーズの例のように、作品が互いに素晴らしい影響を与え合っているという事実に尊さを感じました。文化は混ざり合って発展していくものなんですね。
SNSでのシェアやコメントもお待ちしています💭
お互いが敬意で結ばれた話は好ましい。差別問題などでそれが出来ないのは、自分達を被害者とする事で他者にマウント取りにいく輩の存在だろう。
用心棒は?
黒澤明の「用心棒」がもとになった「荒野の用心棒」はイタリアで制作されたいわゆるマカロニウエスタンだから、日本の時代劇とアメリカの西部劇が影響を与え合ったという記事の趣旨からは少しずれてるな。
必殺シリーズも西部劇の音楽を参考にしているからなあ
最近は新しい時代劇/西部劇が作られることはなくなったのも似てるよな……
うまく調理すればまだまだ行ける題材だと思うんだが
西部開拓時代は、差別の時代だからな。今の時代だと触れられたくないものだらけだよ。ネイティブアメリカンだけでなく、欧州からの後発移民なんかも差別されまくり。アイルランド人とかな。
西部劇とは違うけど、スコセッシのキラーズオブフラワームーンは、面白い…というかすごく興味深かった。よくできてたと思ったし、逆に今こそ描けるホットなテーマなんじゃなかろうか?
アイルランド人の差別について描かれてる作品も観てみたいんだけど、いかんせん昔の映画の知識がなくて。
修羅の刻アメリカ西部編とか金かけて実写化とかアニメ化したら無茶苦茶面白いト思うんだがなあ
カウボーイ?人気なんてないけどね。周りの若い奴にカウボーイ好きな奴なんていないよw
これは今日いちばん可愛いコメント。
派手なガンアクションとかはないんだけど、大草原の小さな家という西部開拓時代のドラマが好きでな
EAST MEETS WESTって映画思い出した。真田広之主演だっけかな
殆ど覚えてないけど西部劇と時代劇の融合みたいな
漫画やアニメも西洋の影響受けてるしね…
なぜか最近の一部の日本マンセーな人は日本の伝統とか発祥とかいいだすので始末におえないけど…
こういうのは影響しあった一緒に洗練化していったポジティブなものとして認知してほしい。
文化盗用なんて馬鹿なこという人もどうかしてる。
ドラマや音楽もね。山城新伍が「戦後の日本はアメリカのパクリばかり」って言ってたの思い出したw
戦後ばかりじゃないさ
日中戦争太平洋戦争中のファシズム跋扈期間が異常だっただけで明治以後日本はずっと西欧文明を学んできた
昔の中国文化が日本に入って国風化したように西欧文明が日本に消化されもはや国風化しているのさ
最近はCG主流で、あの独特の雰囲気がなぁ…
時代劇も西部劇もレトロな物のほうが好んでみるなぁ…
マカロニウエスタンの荒野の用心棒は用心棒のパクり?だっけ?
イーストウッドはローハイドからマカロニウエスタンの時代を経てダーティーハリーへと
>>『荒野の七人』や『マグニフィセント・セブン』
同じじゃんw
まあ後者はリメイク版のことなんだろうけど。
主な作品
『醉いどれ天使』(1948年)
『野良犬』(1949年)
『羅生門』(1950年)
『生きる』(1952年)
『七人の侍』(1954年)
『蜘蛛巣城』(1957年)
『隠し砦の三悪人』(1958年)
『用心棒』(1961年)
『天国と地獄』(1963年)
『赤ひげ』(1965年)
『デルス・ウザーラ』(1975年)
『影武者』(1980年)
『乱』(1985年)
『七人の侍』や『用心棒』より、『椿三十郎』の方が好きだし、黒澤明の最高傑作を一つ挙げろって問われるなら、『赤ひげ』かな
『蜘蛛巣城』『七人の侍』『隠し砦の三悪人』『羅生門』『生きる』を挙げる人もいるけどね
アメリカはもっと西部劇に力を入れてもいいと思うなあ。カッコいい文化だと思うわ
日本人が概して憧れてたらどこぞの西部開拓村的な施設は潰れてないわw
特亜も西洋も日本から認められたがりすぎでしょ
さかのぼると黒沢明はジョン・フォードの西部劇の影響を受けてるわけだが、そのことを指摘しないとは
まさか、アメリカ人はジョン・フォードの存在を忘れちゃったん?
ガンマンブームは60年代くらいだからねえ
わいも宍戸錠なんかの知識と知ってるくらいだから偉そうなこと言えないが
スターウォーズは宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999と時代劇のチャンバラを混ぜて日本を悪の帝国として描いたなんちゃって映画だとしか
ハリウッド映画は日本の作品の影響受けまくりでオリジナルである日本を毛嫌いしてる
バックトゥザフューチャー=ドラえもん
マーティはセワシくん、ドクがドラえもんだ
ロッキー=あしたのジョー
ロッキーは力石だ
つまりストイックな男の世界の殺し合いドラマって共通性だな
だがそういうストーリーを好むのは欧米と日本だけだぞ
中国韓国を含むその他の途上国は言い争いや日常のトラブルなどの人間関係のドロドロを描いた昼メロドラマを好む
違いは
オタクが多い国=西部劇や時代劇
パリピが多い国=昼メロドラマ
に分かれるな
西部劇もカッコいいしまず服装がカッコいい
アメリカ人はみんなそういう格好をするべき
「荒野の少年イサム」「片喰と黄金」は必読
現実問題として、黒人を奴隷として出さざるを得ないからいま新作をつくったりは難しそう
ネイティブアメリカン(インディアンと言おうか)の扱いも腫物だわな