『SHOGUN』樫木藪重が海外で大人気!海外の反応
『SHOGUN-将軍』の登場人物のひとり樫木藪重が、今海外視聴者の人気を集めているようです。
『SHOGUN』は、2024年2月よりDisney+で独占配信されているドラマシリーズ。日本の史実をベースにした架空の物語を、真田広之主演・プロデュースにより重厚に描いた作品です。
現時点(4月15日)で第8話まで放送されており、海外でも注目を集める大人気ドラマとなっています。
樫木藪重とは
日本人俳優・浅野忠信さんが演じる樫木藪重は、将軍虎永の家臣でありながら、目的のためなら野蛮な行動や裏切りも厭わない、危険な野心を持つキャラクターです。
第一話のとある残忍で野蛮な行動によって、国内外の視聴者に悪い意味で強烈な印象を与えた藪重。
ですが話が進むと、次第に彼の人間らしい魅力が海外の視聴者の共感を集め、ネット上では彼の言動や、藪重役の浅野忠信さんの演技について語る投稿やスレッドがいくつも立てられ盛り上がっているようです。
アメリカのエンタメメディア「ハリウッドレポーター」では、この現象を受けて浅野忠信さんへのインタビュー記事を掲載。
インタビュアーは数々のハリウッド映画でキャリアを重ねる浅野忠信さんの表現力を讃えながら、樫木藪重について「西洋人、または現代の日本人にとってこの作品で最も共感できるキャラクターだと感じた。(中略)藪重は完全にその時代の人間であり、架空の物語の中をリアルに生きている。」と考えを述べていました。
ここからは、『SHOGUN』の登場人物・樫木藪重にまつわる海外の反応をご紹介します!
※以下ややネタバレ注意※
海外の反応
1:海外の反応
率直に言うと、樫木藪重は今一番好きなキャラクターになった。
2:海外の反応
まず浅野忠信はとても優れた俳優だし、このキャスティングは大正解だ。
何よりストーリーが進むにつれて、藪重のことがどんどん好きになるんだよ。
3:海外の反応
力や強さ、死への執着、さらにジョンに自分自身を証明したいというプライドの高さ。
彼は激動する時代の中で権力と安定を求め、忠誠心と利己心の両方を同時に感じる興味深いキャラクターだ。
4:海外の反応
彼は狡猾で冷酷で、権力と影響力を手に入れることに必死だが、タフで誰よりも賢い。
5:海外の反応
彼は味方にいれば頼もしいが、自分のためになると考えた瞬間、簡単に人を裏切る男なんだよ!!
6:海外の反応
樫木藪重は『SHOGUN』のサンダー・クレゲインみたいな人物だと思うんだ。
背徳的な行為も厭わない悪い男だが、主人公に対しては真摯で、不思議と好感が持てるんだよ。
※『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャラクターで愛称は「ハウンド」。忠誠心に厚く冷徹だが、囚われの身だったサンサに配慮を見せるなど、心優しい一面もある。
7:海外の反応
原作『SHOGUN』を読んだとき、私は彼をもっと野蛮な人物だと想像してた。
ドラマでは最初藪重のことが大嫌いだったけど、次第に彼をリスペクトし始めたよ。
8:海外の反応
私は、人を生きたまま茹でるのが好きな男をこんなに好きになるなんて思わなかった!ww
9:海外の反応
浅野忠信はお気に入りの役者だ!たくさんの作品で彼の演技を見てきた。
10:海外の反応
今気づいたけど、この人『モンゴル』の人か。
11:海外の反応
『バトルシップ』の浅野忠信の演技が大好きだ。そういえば『ソー ラグナロク』にも出ていたよね。
12:海外の反応
>>11
彼は通訳の役で『沈黙 -サイレンス-』にも出演してた!
13:海外の反応
浅野忠信は、日本のトム・ハーディのような素晴らしい俳優だと思っている。
14:海外の反応
浅野忠信は表情の演技だけで、何を言っているのか伝えてくる。字幕は必要ないかもしれない。
まさに『SHOGUN』で最高の俳優のひとりだよ。
15:海外の反応
そして、藪重は私たち外国人にとって、最も理解しやすいキャラクターだよね。
16:海外の反応
私がこのキャラクターを好きなのは、自分の知り合いに一人はいそうな人物だからだよ。
仕事中、バーでビールを飲んでから次の現場に向かうような人っていうか…
17:海外の反応
彼は新しい展開があるたびうんざりしてるだろ?個人的に彼にはすごく共感できるんだw
18:海外の反応
藪重に好感が持てるのは、彼のような人にたくさん出会ってきたからだろうね!
彼は責任の重い仕事を任されている中年男性みたいだ。「あぁ疲れた」が口癖のね…
19:海外の反応
藪重を見て、本物のサムライの中にはあんな人物がいたかもしれないと想像したよ!
彼らは名誉や忠誠心に縛られていたそうだが、きっと心の中では自分の首を気にしていたはずだから。
20:海外の反応
彼のお陰で私のイメージする「サムライ」に人間的な深みが加わったと思う。
今までサムライは、寡黙でストイックな人物ばかりが注目されすぎてきた。樫木藪重の魅力的なキャラクターはその点でとても新鮮で、革新的だったんだ。
498円
498円
『SHOGUN』の関連記事
世界翻訳のおすすめ記事
感想・まとめ
(おそらく海外で楽しめるような作品では特に)忠義に厚く礼を重んじ、考えを表情に出さない…といった人物として描かれることが多かった「サムライ」に、魅力的な藪重というキャラクターが幅を持たせたという意見には納得しました。
SHOGUNが、海外から見た日本の凝り固まったイメージを開放していくのを見ていると、これが真田広之さんのやりたかったことなのだと、改めて胸が熱くなります。
家康周りだと誰モデルのキャラなんだろ?
本田正信
正信の裏切りは私利私欲というよりは、一向宗とのしがらみだけどね
本田弥八郎だね
家康のオーベルシュタイン
もしへうげものを実写映像化なんかしたら、ステレオタイプなイメージとの違いに目ん玉飛び出るだろうな…
名前は荒木村重から、松永久秀もちょっと入ってる感じ?
久秀は近年、裏切り者というよりは三好長慶個人(not三好一族)に忠義を尽くした人物じゃないかと言われてるけどね
だから長慶の指名を受けて後を継いだ義継を、対立した後でも逃げてきたら受け入れたし、ぶっちゃけ長慶死後の久秀は優秀さの割にパッとしないんだよね
浅野忠信さんは今回の演技は本当にすごい
これが代表作になるくらい素晴らしい演技だと思う
浅野さんは若い時に、俳優なんてできるだけ早く辞めたいで~すって言ってたのを聞いて嫌いだったけど(他の頑張ってる俳優さんに失礼だからやめたきゃやめればいいし、やめるつもりもないくせにって思ってた(笑)実際何十年たってもぜんぜん辞める気配もないし)今回の演技が素晴らしいので自分のそんな感情なんてどうでもよくなった
実力で黙らせるってこういう事なのかな
おめでとう
戦国時代が終わり天下が統一されて情勢が安定した後の武士や侍は、実際よりも故意に道徳的に高く神格化されていったからね
戦いを生業とする階級が、今や戦争もないから仕事もないのに存在し続けてる根拠として、せめて教養や道徳が高くて庶民から尊敬の対象となるよう、また道徳的な忠誠心を高めて幕府にたてつかないよう政治的にいろんな仕組みができあがった
でも逆に言うと戦国時代は戦いで殺しあう実力社会で、欺いたり欺かれたり血で血を洗う時代でもっと多様でユニークだったり卑怯な人物も多かったけど、その後にそういう話を語り継ぐのはあまり好まれなくなったってだけ
ちなみに日本も神話の時代は女装して酒に酔わして殺したり、後ろから敵を襲ったりというはなしが普通にあるように、戦乱が多い時代はそんなもん
勝たないと殺されるから卑怯とか言ってられないので
戦国武士という荒々しい首狩り野獣どもをおとなしくさせるには、武士道という道徳律を導入するのが一番だったということだろ。
ローマ帝国がキリスト教を国教化したのも流入してくる野蛮なゲルマン諸族を飼いならすのが大きな目的だったそうだし、勇猛で知られ広大な帝国を築いたモンゴル騎馬戦士たちもチベット仏教の導入以後はすっかりおとなしくなってしまったそうな。
血みどろの戦いに生きてきた男たちを平和な世の中に順応させるには、新しい道徳律を取り入れ広めるのが一番なんだろうな。
神格化というか平和な時代になったから、秩序を重んじたってだけですよ。
目上の者や上司を敬い忠勤に励んでもらう必要があったので、弱肉強食的な思想を持ってもらっては困るというだけ。
>目上の者や上司を敬い忠勤に励んでもらう必要
>弱肉強食的な思想を持ってもらっては困る
まさに「必要」で、まさに「困」らないために、当時の為政者の念入りな政策として体制の平定のためにあらゆる上位のものへの反乱や下剋上の意思を消すための政策がおこなわれたんだよ
だからこそ武士に対しては参勤交代という制度で大名らが地方で反乱を企てないよう、資金をため込ませずにわざわざ巧みに道すがら散財させつくして定期的に江戸に来させるために全国の大名家から嫁を人質にまでして江戸に縛り付けていた
一方でそういう強引な制度作りを綿密に行い、もう一方で朱子学や儒学を官学として保護して、目上の者への忠の精神を植え付けていった
平和な時代であろうと天候による不作などで農民が苦しむ時期は何度もあったため、武士をより気高いものへと作り替えていくような作業なしでは、戦争もないのにただメシ食らいと庶民の反発が大きくなるため武士の精神の一番良い面を強調して神格化されていった
なので、その前の時代の下剋上的な成り上がり精神は削ぎ落され、道徳面は国家的に故意に保護されて育てられていたんだよね
フィクションですよ
そのフィクションの話をしてるのよ。
まぁお侍ちゃんて元々農民だしね
>>まぁお侍ちゃんて元々農民だしね
有名どころは大昔から武家やってて農民上がりはほぼ居ないぞ
先祖をたどれば農民ということなんじゃないの?東国武士の先祖はほとんどが武装開拓農民だったし。
西国武士の先祖は海賊や海賊まがいの武装商人がほとんどだから少し違うけど。
てかさ、みんな縄文弥生と次も次も何者でもない土人だったところから土地争いとかがあって戦って名をあげていってやがて階級制度もできてなんだから、みんな元は農民とか漁民とかっていっていいよ
イギリスでいうところの「紳士」階級かねえ…
それがもっと早めに来た
本多正信と本多忠勝は、キャラは真逆なのに歴史に詳しい人以外にはひどく紛らわしいので(そもそも同家中で同姓で同郷だけど、別に同じ一族ではないというややこしさ)、正信エッセンスを強調した「樫木藪重」なるオリキャラ化するのは意外と名案かも知れんね。
忠信って忠勝と正信を混ぜたみたいな名前で偶然だけど面白い
これだけ受けてると周辺国が嫉妬しだして侍の起源を主張したり時代考証を無視したドラマをごり押ししだすんだろうな。
ここの記事で興味もって先月ディズニープラス入って見始めたよ
本当にすんばらしい映像作品だわ
第8話の虎永(真田広之)と腹心の広松(西岡德馬)の掛け合いは
色んな人に見てもらいたいほど胸に迫るシーンなんだけど、
惜しむらくはディズニープラス独占配信だから視聴数が伸びないこと
>彼は新しい展開があるたびうんざりしてるだろ?個人的に彼にはすごく共感できるんだw
確かにw 一人だけ(‘A`)みたいな顔してて笑ってしまう
何?釜茹での刑を放送したのか?
どうやって死んでいくのか興味ある
浅野忠信はアメリカ人とのクォーターじゃなかったっけ?
ファミリーヒストリーでも見た記憶がある
勘違いしてたわ
母方の祖父がアメリカに移民したオランダとノルウェーのハーフで、祖母は日本人だ
ちなみにその浅野氏の先祖の一部にいる北欧人はコーカソイドなんだろうか?
北欧にもアジア系の北方民族がいるからそっちなんじゃないかと思えるほど彼は大陸アジア人っぽい顔に見える・・・モンゴル人を演じてたくらいだしw
彼は髪の毛とかが明るいけど、アジア系北方民族も目の色や髪の色は明るいのが一般的だからどうかなと思って
母親は血筋的にはオランダとノルウェーのハーフ…だと思った
移民したから国籍はアメリカだけど
コリアンみたいな見た目だけど、血が入ってんのかな?
結構複雑だからwikiみるといい
ネイティブエスキモーアメリカンのクォーター
何がコリアだよ情弱ジジィw
さすがに罵倒は必要ない
落ち着いて
北野武の「首」の黒田官兵衛を観てから本多正信役を観ると
楽しさ倍増
相変らず現実とドラマの区別がつかんのやな
戦国時代は下剋上の謀反が有ったりしたから実際忠誠心と言っても実力がなければ敬われない
人間なんだから異論ん案精確はあっただろう、ただそれが江戸時代公確立した武士道としてただしくなかっただけ
浅野忠信は出自があそこの人だから卑劣卑怯でも人間味がある情緒優先人物を演じやすい遺伝子なんだろう
浅野忠信は母方の祖父がオランダとノルウェーのハーフで日本人の血が3/4のクォータだよ。
将軍ですか・・・・、ハッキリ言って駄作だと思いますよ、アンジン役も無駄に筋肉質だし、史実調べてみればあんな役者とは全然イメージが違う、それと大根役者がプロデューサーなんかやるべきではないでしょう、将軍の貫禄も無いよ、彼は、もう全然
妙にロボットみたいなサムライや下級兵士の動きも気になる、そして儀礼的な所作が多過ぎる、あれをあの時代のリアルと思うセンスなんだ、あの大根役者は・・・・
あんなものは江戸時代になってリアルな合戦が無くなったから自らの存在理由のために権威付けで整備されたものに過ぎないんだよ
洋画に出てくるたびに、またお前かだったけど
サイレンスで好きになった
今回で更に好き
このドラマには必要だよな。でないと按針しか(現代の)人間味がなくなってしまう。